むずかしい微分積分

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著者 : 大上丈彦
  • 荒地出版社 (2003年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784752101314

むずかしい微分積分の感想・レビュー・書評

  • やはり微分は難解。

  • 微分積分といえば何はともあれ微分の公式「
    f(x)の微分はf'(x)である」を学んで計算問題を解いていくのが一般的だ。もう大分昔の記憶であり、かつ真面目に勉強していなかったせいで記憶が曖昧だが、微分積分に対する理解はそれ以上に曖昧だったと記憶している。
    本書はというと「教科書へのアンチテーゼ」が筆者の目的でもあるようなので、まず積分の概念から説明するというユニークな構成をとっている。なるほど、言われてみれば積分がしたい為に微分の概念が必要というのは最もな意見だ。当時の不鮮明な記憶と比べるのは難しいが、納得できる論理展開というのは分野に限らず理解しやすいものである。また、こと数学において強調される「直感的な理解」についても筆者は手を抜いていない。公式丸暗記の数学が実生活どころか大学数学でも役に立たないのは当然で、意味の無い言語や数式を体系的に記憶するのは人間にとって非常に難しい作業だと言える。
    本著はまさに「むずかしい微分積分」を難しいなりに努力して理解しようと最大限努めている良書だと言えるだろう。
    教科書の大多数はこういう取り組みをぜひ見習ってほしいものである。

  •  微積分を金閣寺の体積から始めていいんだという本。

     微積分を積分から始めてもいいんだ。こういう系統での教え方があるんだということがわかる本。

     子供を教えるときに、この「系統」ということにちょっと考えが至った。

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むずかしい微分積分はこんな本です

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