鍼灸真髄

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著者 : 代田文誌
  • 医道の日本社 (1941年1月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784752910138

鍼灸真髄の感想・レビュー・書評

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  • 初めて買った鍼灸書籍

  • 昭和初期から戦前にかけて、治療院前に門前市をなすほどに活躍したと言われるお灸の名人がいました。横山大観の腸チフスを治したという逸話もあり、また、経絡治療家である丸山昌朗は、沢田先生とそのお弟子さんであった城一格によって病を治癒してもらい、その後医者になりながらも、その恩に報いるために、鍼灸治療に専念したそうですが、沢田先生の周りにはそういったエピソードが尽きなかったようです。
     そんな沢田先生の治療をそばで見ていた通い弟子の一人が、著者である代田文誌です。代田文誌が通い弟子として沢田先生の治療の様子を観察し、その治療の様子を記録してたのが本書『鍼灸眞髄』です。代田文誌は歌人でもあり、文章を記すのが好きだったようで、その力量が本書にも発揮されています。
     沢田先生が好んで使った三つの経穴は、「中かん」「左陽池」「百会」ですが、これらの経穴は症状や病気を問わずに、身体全体を整えるものとして常用され、沢田先生の灸治療は、“沢田流太極療法”と名づけられることになりました。この代田先生の聞き書きである『鍼灸眞髄』からは、名人・沢田先生の灸の醍醐味をうかがい知ることができ、また臨床の様子などを垣間見ることができます。鍼灸初期の頃には、まず特効穴を学ぶことが求められることが多いですが、お灸による経穴を学ぶには好著だと思います。

    『東洋医学・鍼灸を学ぼう!』内のレビューはこちらから
    http://hariq-study.genpoudou.com/hariq/books_hariq4.html

  • <専門家向け>流派を問わず、鍼灸師なら読んでおきたい本だと思います。私自身、この本から何度もヒントをもらっています。今も時々読みますが、新しい気づきがあります。

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