新科学対話

著者 : 竹内郁雄

• アスキー (1997年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[zokerさんの感想 · 2010年9月25日]

インターネット黎明期ってほど黎明でもないか、97年は。
その頃、頭のイイ人が何を考えてたのか、って本。第一部、第二部に関しては、畑違いなんで13年後の今現在がどんな感じなのかはよくわかんないけど、第三部の「メディア」関連に関しては当事者なのでそれなりに現状もわかるんですが、いやー、なんか全体的に皆さん脇が甘い。ただ、水で始まる3文字の名前の人(忘れた)が13年前に「ソーシャルネットワークが『メディア』になるはずないだろ」みたいなこといってて、時代追いついたんじゃねぃのと感心したが、もしかすると今言う事変わってて「facebookが世界を変える!」みたいなこと言ってたらどうしよう。

著者プロフィール

1979年 東京大学経済学部卒業。
現在 アジア経済研究所名誉研究員、元東京農工大学大学院農学研究院准教授。アジア政経学会、共生社会システム学会会員。
［専門分野］ベトナム経済社会論、国際開発協力論。
［主要著書］『ベトナムの社会主義経済学』（訳書、アジア経済研究所、1989年）、『社会主義ベトナムとドイモイ』（共編著、同、1994年）、『ベトナムのドイモイの新展開』（共編著、日本貿易振興会アジア経済研究所、1999年）、『現代ベトナムの国家と社会　人々と国の関係性が生み出す〈ドイモイ〉のメカニズム』（共著書、明石書店、2011年）等。

「2022年 『ベトナムにおける「共同体」の存在と役割』 で使われていた紹介文から引用しています。」