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- Amazon.co.jp ・本 (640ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756148384
感想・レビュー・書評
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やっと読了。長かった・・・。シリーズ中で一番分厚い。今回は途中で切りづらかったので分けて出さなかったとあとがきに書いてあったが、このシリーズ、表紙の厚みも含めて、巻ごとにバラバラ;
絶対統一させた方が良いと思う。
それにしても、この本、最近のファンタジーの中でもピカイチだと思う。文体がすごく良くて、ファンタジーにさせておくのが勿体ないくらい上手い。
キャラごとの視点も、これでもかというくらい文体を変えて、シリアスな話なのに、所々で笑えたり、泣けたり、この書き分けは素晴らしい。
今回特に面白かったのは、タッスルの独白や、最初は悲愴な話ばかりだったのに、学問の話になったらとたんに元気になったダルマールとパリンのやりとり。他にもメダン元帥の想いや、ドラゴンとの対決など、書ききれないくらい見所がたくさんで、本当に面白かった。
このシリーズは、「ドラゴンランス全6巻」「セカンドジェネレーション上下」「ドラゴンランス伝説全6巻」「夏の炎の竜上中下」「魂の戦争第一部上中下」と20冊の大長編だが、見る価値があるくらい面白い。
(最初は少し分かりにくかったが)キャラクターも魅力的、ストーリーも深いし(深すぎて、最初の方は注訳が400ぐらいあった)
ただのファンタジーの枠にはまらないので、剣や魔法の話は苦手、な人も是非読んでもらいたい。
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