ドラゴンランス 魂の戦争 第二部 喪われた星の竜

  • アスキー
4.00
  • (8)
  • (4)
  • (8)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 44
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (640ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756148384

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • やっと読了。長かった・・・。シリーズ中で一番分厚い。今回は途中で切りづらかったので分けて出さなかったとあとがきに書いてあったが、このシリーズ、表紙の厚みも含めて、巻ごとにバラバラ;
    絶対統一させた方が良いと思う。
    それにしても、この本、最近のファンタジーの中でもピカイチだと思う。文体がすごく良くて、ファンタジーにさせておくのが勿体ないくらい上手い。
    キャラごとの視点も、これでもかというくらい文体を変えて、シリアスな話なのに、所々で笑えたり、泣けたり、この書き分けは素晴らしい。
    今回特に面白かったのは、タッスルの独白や、最初は悲愴な話ばかりだったのに、学問の話になったらとたんに元気になったダルマールとパリンのやりとり。他にもメダン元帥の想いや、ドラゴンとの対決など、書ききれないくらい見所がたくさんで、本当に面白かった。
    このシリーズは、「ドラゴンランス全6巻」「セカンドジェネレーション上下」「ドラゴンランス伝説全6巻」「夏の炎の竜上中下」「魂の戦争第一部上中下」と20冊の大長編だが、見る価値があるくらい面白い。
    (最初は少し分かりにくかったが)キャラクターも魅力的、ストーリーも深いし(深すぎて、最初の方は注訳が400ぐらいあった)
    ただのファンタジーの枠にはまらないので、剣や魔法の話は苦手、な人も是非読んでもらいたい。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

Margaret Edith Weis。1948年、米国生まれ。アメリカの空想科学小説の作家であり、小説や短編小説を多数執筆。 トレイシー・ヒックマンとの共著である『ドラゴンランス』の作者として世界的に有名で、ドラゴンランス・ゲーム世界のオリジナルクリエイターの一人としても知られる。

「2022年 『ドラゴンランス レイストリン戦記4 戦場の双子〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

マーガレット・ワイスの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×