- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756150691
感想・レビュー・書評
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建築って、自分のような建築を知らない一般人からすると、あたりまえのように建っていて、その裏にある意図だったりコンセプトだったりは考えないことが多いけれども、このエッセイを読むと、そんな建てる側の想いを知ることができて、より新鮮な気持ちで建築に接することができるようになる気がします。
もしも自分が将来家を建ててもらうなら、こういう建築家の人に建ててもらいたいなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中村さんの建築観がわかる本です。
かわいらしい、やわらかい、ときめき、
自然と受け入れられて好きになる。そんな感じがしますね。 -
建築は見るのは好きだけど、
建築に詳しくない私でも、
楽しくいっきに読めた
中村拓志さんの建築ってキレイだなって改めて思う -
建築家と呼んだら彼は怒るかもしれない...と思う。
なんと呼べばいいんだろう?
人を幸せにする「場」を作る人??
建物のことだけじゃなく...
そのものと(物・者・も・etc)と対峙してる人
あったかい目で、優しい目で...
あっそうか...
本のタイトルは『恋する建築』だった(笑い
追記//
こんなに惜しげも無く、デザインのひらめき、そして工法の工夫など...ぽーんと文章にしてしまうっていうのもすごいと思う。
人との距離感、こだわり...なんかいいなぁ〜と思う。
お人柄なんだと、しみじみ思う! -
いい本見つけた ♪
私はChapter 2 の“秘密の花園”が好き ♪ -
中村さんがデザインしたものが紹介されてます!中村さんがデザインしたものって、不思議なものが多いから楽しい!
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学生の頃製図の課題が進まなく。
設計の仕方がんからなかった。
これを読んで、考え方が頭の中で作れて
課題が進むようになった。
想いを持ちながら設計できる、まさに建築と真摯に向き合って、恋をする本です。 -
4,5年ほど前に大学の図書館で読み、建築がさらに好きになった本。
今になってその時のことを思い出し、購入再読。やはり、今回も建築がさらに好きになった。
著者自身の作品を通して「恋する建築」について素直に語っており、著者の建築と施主に対する思いが伝わってくる。
なによりも嬉しいのは、しっかりと選別された写真が多く載せてあることだ。その写真一つひとつからもその思いは伝わってくる。その素直さは読んでいてほんとに気持ちが良い。
自分自身のものづくりに対する考えを見つめなおす本として多くのクリエイターにおススメしたい。 -
建築を目指す人には是非読んでもらいたい一冊。
中村さんのこの本を見て、各作品にそんな意味があったのかってたくさん気づかされた。そしてその意味はとても奥深い。
好きだと言ってもらえる建築が、恋する建築。
出来た建物に「恋」という感情が芽生えるのではなくて、その空間を使う人、作る人、場所などを知ろうとするスタートラインから、関わる人たちの「恋」が始まるんだと思った。