日本人の良識 (アスキー新書 57)

著者 : ひろさちや

• アスキー (2008年3月10日発売)

感想・レビュー・書評

[netakayukismさんの感想 · 2021年3月30日]

鮮度の悪い秋刀魚のわたみたいな一冊。宗教をかじった政権批判に余念のない巨人嫌い。しかも無駄に年を食っている。厄介である。

書かれていることもまぁ分かるのだが、一線を退いたから年齢だからこそ言えるんだろとしか思えなかった。著者のいう良識を実践する効用と、生きにくさに耐え抜く辛苦は天秤にかけるまでもない。

著者プロフィール

1936年大阪生まれ。
東京大学文学部インド哲学科卒業、同大学院博士課程を修了。
気象大学校教授を経て、宗教評論家として活躍。
「まんだらの会」会長、大正大学客員教授。
著書に、『仏教の歴史』（春秋社）、『釈　とイエス』（新潮社）
『自分が変わる』（世界文化社）、『宗教激突』（ビジネス社）など多数。

「2004年 『釈迦物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」