- Amazon.co.jp ・本 (63ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756240972
作品紹介・あらすじ
心がピカピカになる、齋藤孝先生の論語の授業!
「論語」を苦手とする子供の多くは、「難しい言葉が並んでいて、意味が分からない!」「なんとなく難しそうで嫌い…」と言います。本書は、日本語のスペシャリストである齋藤孝先生が小学校の低学年でも理解できるよう、「論語」を噛み砕いて解説してくれる一冊です。まるで先生から直接授業を受けているかのように、分かりやすく楽しく学べます。ピカピカで素晴らしい心をもった古人の教えや句の面白さを伝え、現代の子どもたちの心をピカピカに美しく元気にする、『ピカピカシリーズ』第1弾です。
感想・レビュー・書評
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齋藤先生の本を読んで改めて『論語』について触れたいと思った。『論語』といえば高校の時に学んだくらいで、愚かな私はただただ、面倒なことを唱えている書だなあと思っていた。
ある程度の歳を経てこれを読むと、人生において自分が学んできた経験そのものである気がする。例えば「過ちて改めざる、是れを過ちと謂う」。失敗する事でなく、失敗したのにそれを直さないことが、本当にいけないこと。社会人になって当たり前である事は、既に以前から説かれている。
学んできた経験としたが、教えてくれる親だったり、先人たちだったりがこの『論語』から引用して子どもたちに教えてきたのだろう。一を聞いて十を知る、温故知新、などこれも出典が『論語』なのか、と知ることができた。
児童書とはいえ侮れない。いや、君子を目指す人間にとって、難しい原文より易しい入り口の方が適切だ。とても学ぶことが楽しい本だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
齋藤孝さんが論語の中から親子向けに選んだ言葉たちを集めた本。10分ぐらいで読み切れるぐらい簡単な内容。「勉強が楽しくなる!」「友だちがたくさんできる!」「心がピカピカになる!」「夢をかなえよう!」の4つの項目に分かれていて、子どもにはどれか1つでも覚えて、座右の銘にしてほしい。
〜おすすめ〜
『これを知る者はこれを好む者に如かず。
これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。』
『如之何、如之何と曰わざる者は、吾れ如之何ともすることなきのみ。』
『過ちて改めざる、是れを過ちと謂う。』 -
子どもにわかりやすく説明しようとするがゆえに、少し例えが強引な感じがしてしまった。でも、いろんな人の解釈で論語を読んでみたいと思わせてもらった。
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よかった
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過ちて改めざる 是れを過ちと謂う
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結構論語の本を読んでいると、当然ながら知っている言葉が出てくる。
それが狙いで、易しめの論語本を読み漁っているのかもしれない。