ジョルジュ・バルビエ-優美と幻想のイラストレーター- (西洋アンティーク図版本シリーズ)
- パイインターナショナル (2011年10月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756241443
感想・レビュー・書評
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名古屋ボストン美術館の企画展に行ったとき、スーベニアショップで表紙買い。
もともとデュラックやビアズリーの絵が好きではあるのだけど、あくまでも「眺めているのが好き」というレベルにとどまっているので、正直、この画家の事前情報は皆無に等しかった。が、豊富な図版と詳しい解説文のために、そんな初心者であってもバルビエというイラストレーターが残した「仕事の魅力」を存分に味わうことの出来る良書。
―――というか、ここに描かれたドレスやバレエコスチュームがどれもこれも可愛くて! P30とかP37とか、思わず、仕立て屋やってる母親に「これ欲しい! これつくって!」とかやっちゃったんですけどええ!y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
閑話休題。ファッション画の作品集にふさわしく、本の紙質、装丁(箔押し)、解説ページのレイアウトなど、すべてがセンスよく仕上げられていて、監修の愛と思い入れの深さを感じることができたのも、またよかった。 -
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「適正な取り扱いと言えよう。」→素晴しいですね!今度、本屋に行って確かめてみます。
「訳文の妙を比較するのも」→へぇ~この一言も興味深い、ま...「適正な取り扱いと言えよう。」→素晴しいですね!今度、本屋に行って確かめてみます。
「訳文の妙を比較するのも」→へぇ~この一言も興味深い、ますます欲しくなりました。。。2012/03/05
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おもいきりロココでアール・デコな華やかな世界を堪能しました。
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ジャポニズム(日本趣味)やシノワズリ(中国趣味)が流行していた当時のフランスの挿絵画家。そのせいかぱっと一瞬だけ見るとオリエンタルなのに、よくよく見るとちゃんと西洋風の人々が描かれているのが面白い。色彩もオシャレで100年前のものなのに新鮮味がある。
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みてるだけで幸せ 本当いい
後発の本だから余計にかも知れませんね。バルビエは練馬区立美術館でコレクションの展示をした鹿島茂(「ジョ...
後発の本だから余計にかも知れませんね。バルビエは練馬区立美術館でコレクションの展示をした鹿島茂(「ジョルジュ・バルビエ画集:永遠のエレガンスを求めて」六耀社)や、黄金期イラストレーター紹介の先駆者荒俣(「流線型の女神―アールデコ挿絵本の世界」牛若丸)の本が有名です。