薔薇色の鳥の本

著者 :
  • パイインターナショナル
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本棚登録 : 277
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756242266

作品紹介・あらすじ

人との関係、そして恋愛に悩むあなたに。WEBサイト「筋トレ」石井ゆかりの『青い鳥の本』待望の第2弾!

大人気WEBサイト「筋トレ」石井ゆかりが恋するあなたに贈る『青い鳥の本』第2弾。誰かとの関係に胸を痛めながら過ごすひとりの時間に、そっとページを開いてみてください。前回同様、本をぱっとひらき、そこにある文章を読む占い(ビブリオマンシー)として、また、ミニエッセイとしても楽しめるつくりになっています。

感想・レビュー・書評

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  • とてもきれいな本です。

    私はエッセイとして読みました。
    ゆかりさんの言葉と、挿絵のイラストのマッチングが素晴らしく、くたびれた時のエネルギー回復用に、大切に使わせていただこうと思います。

  • 石井ゆかりさんの本一斉登録中。

  • ゆかりさんの美しいコトバの数々。

  • 安心する本。
    辛いことは言われないし、それがありがたくて、とっても元気になる本。

  • 装丁と中のイラスト買い。
    初めてみたイラストでしたがとても可愛くてほんわかした暖かい絵です。

  • いわゆるビブリオマンシーとしての使い方のほか、純粋にエッセイとして読んでも。優しい文章に癒やされ励まされます。凹んだ時に読みたくなる本。

  • 所謂ビブリオマンシー本。
    自分の中の答えを探したい時によく使います。

  • めそってたら先輩が貸してくれた本。普段忘れかけてることとか思い出させてくれて、振り返ったり考えるきっかけを与えてくれる作品。

  • ・仕事や試験などでは、「できなければ諦める」という選択肢も選びやすいが、恋愛や人間関係は「できないなりにある程度まで粘ってみる」という方が優れている。

    ・無目的に、無意味にやっていることが、人にとってどんなに大切か。
    何の役に立つかとか、どんな刺激が味わえるかとか「その先」を探しまくっているときには、目の前にある「なんともいい感じ」のことに気づくことはない。

    ・言葉は、意味によって伝えたいことを切り刻んでしまうので、大切な微妙な感情が、こぼれおちてしまうのです。ハートや花束を使うのは、言葉にするのが照れくさいからではなくて、その方がずっと「正確」だならなのかもしれません。

    ・ある一時期、めいっぱい関わって育てた関係は、その後長い間会わなくてもずっと続いていったりするものです。

    ・言葉の数しか気持ちに種類がないとしたら、多分恋なんか生まれようがないのかもしれません。

    ・人々は口をそろえて、死んだ人を惜しんだり褒めたりするが、それを全部、生きている間に言ってあげれば良かったのに!と思います。

    ・恋愛という柔らかいものを、論理や正しさというナイフで切り刻み続けると、いつか自分や相手を傷つけてしまうことになる。

    ・目は見られるためではなく、見るための器官。多分、1番美しい目というのら、何かを一生懸命に見つめたり、見出そうもしている目だと思う。

    ・誰もが誰かの好意に支えられて生きているのだと思います。相手に好きだと伝えたなら、それだけで強力な支えを相手に贈れたのです。

    ・愛や恋に一般的なものなどない。「普通の恋がしたい」「みんなと同じように幸せになりたい」というのは、まずスタートラインが間違っている。愛や恋はすべて、ほかの愛や恋とは違っている。

  • ビブリオマンシー2冊目。

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著者プロフィール

職業、結婚、進学……
人生の岐路で、あなたはなぜ「そっち」を選んだのですか?

喫茶店店主、写真家、女子高生など、さまざまな職業の人に、何の予備情報もないまま出し抜けにインタビューをしていくことになった著者。
初対面の人たちに聞いた話を元に、私小説のように綴られるそれぞれの「選んだ理由」と、そこから見えてくるものとは?


どういう仕事に就くか、誰と一緒に生きるか、どこに生きるか、どう生きるか。誰もが、人生で幾度も選択を重ねていく。このインタビューシリーズを通して、「どれを選んだか」もさることながら、「なぜそれを選んだか」「どういう経緯でそれを選ぶことになったのか」が、人によってまったく違うことに気づかされたのだ。さらにいえば、「なぜ選んだか」という基準が、その先で「どうなっていったか」ということと、大きく韻を踏んでいる、とも思えた。――はじめにより


ミシマ社のウェブ雑誌「みんなのミシマガジン」連載時から話題沸騰の「石井ゆかりの闇鍋インタビュー」が、ついに書籍化!
厳選された7本に大幅に加筆を加えた、珠玉のエッセイが誕生。

「2016年 『選んだ理由。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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