Ebony and Irony 短編文学漫画集

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著者 : 長崎訓子
  • パイインターナショナル (2012年10月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756242327

Ebony and Irony 短編文学漫画集の感想・レビュー・書評

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  • 川端康成や太宰治、星新一などの文学作品を漫画化したもの。
    漫画形式の童話という印象で、読みやすいけど、心にすとんと来るものがあります。
    川端康成の『化粧』は原作を読んでみたくなった。

    鉛筆書きの絵なので、写植だと文字の印象が強すぎるように感じた。手書き文字のほうが雰囲気出たと思うなあ。

  • うつくしく、毒たっぷりのこわーい絵本。



    ?えほん?


    漫画やイラストを描く友人が昔、マンガのコマをどんどん大きくして数を減らして、
    一方で絵本を場面ごとに区切って描いたら、両者は非常に近くなるんじゃないか、
    そんなことを言っていたのを思い出す。

    タイトルのebony and ironyはおそらく、ebony and ivoryのパロディ。
    ebonyは「黒檀」でivoryは「象牙」のことで、
    ポールマッカートニーとスティーヴィーワンダーの大ヒット曲からなのかな?
    この歌は(うろ覚え)だけど、たしか白と黒はピアノの鍵盤の上でなかよく、
    完璧なハーモニーで調和しているのになぜぼくらは?のような人種差別を歌ったものだったようにキオクしている。
    この本で言われる「irony」はアイロニー、つまりは皮肉とかそんなこと。

    ピックアップされた日本と海外の小さな物語が、
    鉛筆書き(=黒檀の色)の無骨なイラストで漫画になっている。
    原作を知らなくても大丈夫。
    知っていたらその味付けに、しらなくともそのぴりっときいた「皮肉」に
    にやりとして楽しめる筈。


    ちなみに作者の長崎訓子さんの絵は、とても優しい、
    子供のような丸みをおびた絵なのだけれど、
    そのタッチでかなりどぎつく迫るので、グロさはないけどゴヨウジンゴヨウジン。

    にこにこ笑いながらぼそっと毒を吐く地味なキャラクターみたいに、
    見た目からは想像できないくらいのアクの強さです。
    特に、瞳がまっしろに抜かれていて、表情の本質が見抜けない。

    おーこわ。

    だってタイトルで明言していますもんね、
    「黒と皮肉」って。
    たとえ見た目の装丁がかわいくカラフルで、まるでおさるのジョージみたいだからって、
    なめてかかると熱でますよ。いやまじで。

  • パンを踏んだむすめと、きのこ会議が特に好きでした。まえがきも好きです。全部の話の原作小説が読みたくなりました。
    パイインターナショナル好きとしては買っておくべきだろうと、高いけど、ノリで買ってしまって……買ってよかったです。

  • たしかに、帯にある通り「行き着くところまで行き着いてこの線か」と。
    含蓄のあるぴりっとしたお話が作者の絵によって一層「かわいいけど残酷」に。
    『道成寺』のお話と絵は思わず寒気と感動。

  • 掲載元/Ginza
    2013年1月号
    目利き書店員のリレーコラム第21回
    ブックファースト梅田2階店 藤原洋子さん

  • 星新一「冬の蝶」、アンデルセン「パンを踏んだむすめ」、能「道成寺」が好き。原作を読んでみたくなる。深い余韻。

  • まさに「可愛くて残酷」 背筋がゾクゾクして病みつきになりそうな魅力があります。文章も読みたくなってくる!

  • リズム感というか、流れがあって、引き込まれる感じ。
    小説を読んでいる時に、脳内に浮かぶ映像の様な、
    鉛筆で描かれた白黒の絵がとても良い。

  • ベッドの中で読みます。
    平成25年4月

  • 絵の感じも雰囲気もすき
    これだけでも楽しめるけど原作も読みたくなる

    ちなみに原作は全部読んだことありません
    これから読んでみようと思います

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長崎訓子の作品

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Ebony and Irony 短編文学漫画集の作品紹介

かわいくて残酷。奇想天外・短編文学漫画集
「行き着くところまで行き着いて、この線ですか。長崎訓子さん! 」(さそうあきら氏)
太宰治、川端康成、夢野久作、倉橋由美子、星新一…奇怪で皮肉まじりの往年の名作小説を、長崎訓子がコミック化!

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