- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756246707
作品紹介・あらすじ
トッド・マクレランの、ユニークな写真の世界へようこそ-本書では、デザインの代表作ともいえる製品を分解し、ひとつひとつの部品を並べて撮影した。シャープペンシルやスマートフォンのような、サイズの小さいものから、電子レンジやアコーディオン、自転車に軽飛行機のように大きなものまで、掲載されている製品は全部で50種。分解された部品総数は、21,959個にもおよぶ。テクノロジーの進化は、もののサイズを小さくしたが、同時に、その構造を複雑にした。小さいものが、少ない部品で作られているとは限らない。普段使っているものの機能や構造・複雑性にあらためて気づかされると同時に、すべての部品が規則正しく並べられている美しさに、目を奪われること必至の写真集。
感想・レビュー・書評
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分解することによって見えてくるもの
部品が大量生産に向いていて修理するためしやすいか
デザインの本来の目的は?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
分解した上で部品が綺麗に並んでいることに芸術的感動を覚えた。エントロピーによって故障がおこり、そして、そのエントロピーからの挑戦状に立ち向かうために修理をしなければならない。こんなところにもエントロピーに対してエネルギーを使わなければならない世界があるとは驚いた。
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機械製品等を分解し、部品を美しく並べた写真が掲載されている。詳しい説明があるわけではないが、並べられた部品の美しさに感嘆する。どちらかというと美術書。
子どもたちにとっては、見ることで惹かれ、機械に興味を持つきっかけになるかもしれない。 -
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https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
製品を分解したものを並べて撮っただけの写真なのにすごく美しい。不規則な方も素敵。エッセイにあった修復家の仕事が少し気になります。
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サイエンス
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[墨田区図書館]
入口棚にあってその場で一読。もう少し作りとか仕組みとかも含めて"分解"出来るのかと思ったけれど、きっちりと中の部品を並べて見せたり、空中バラマキ?するだけだったので、その点ではマイナス1ポイント。ただ、ポータブルHDDとかiPadなども分解していたので、「面白そうだな、でも対象高いし壊れたものとかでないとな」、と思いながら見ていたら、ふと廃棄処分に悩んでいたHDDをやってみればいいのでは、と思いつき、ワクワクしてきた。
表紙を見た瞬間、息子に見せたかったものの、中は私でもさほど興味を持てなかったので当初借りてくるのを躊躇したけれど、家のものを同じように分解できるのなら、教科書?というか見本書として??借りて帰っても興味をひくかもな、と自分の中で再熱復帰!生憎とこの日は冊数が足りず借りるのを断念したけれど、私自身の熱も冷めないうちに借りてきて、「分解」してみたいな! -
いろいろな製品を分解し、それを構成する部品をきれいに並べて撮った写真集です。こんなたくさんの細かな部品でモノができているのかと思うと、なんだか感動します。
(YA担当/ぽんこ)平成28年9月の特集「職員おすすめ」 -
いろんなひとがいるもんだなあ。