六七質アートワークス 層窟祭

著者 : 六七質

• パイインターナショナル (2019年5月20日発売)

作品紹介・あらすじ

ここに行ってみたい！圧倒的描き込みの幻想世界

天高く層をなす建築物、深く連なる巌窟、複雑に錯綜するパイプライン、雑多で懐かしい街並 etc. 絵本「えんとつ町のプペル」では、メインイラストレーターを務め話題となった六七質（むなしち）。本書は、六七質がこれまでに手がけてきた装画、アニメ・ゲームのコンセプト画、オリジナル作品に、新規描き下ろし作品を加えて纏め上げた待望の作品集です。ここに行ってみたい！と思わせる圧倒的な描き込みと幻想的な世界観を、224ページのボリュームでお贈りします。

感想・レビュー・書評

[りかさんの感想 · 2019年7月2日]

『えんとつ町のプペル』のイラストを描いた人の作品集。
スチームパンクが好きな人はドンピシャかも。
本当にきれいで、いつまでも眺めていられます。

[makaron39さんの感想 · 2021年8月3日]

圧倒的描き込み。厚塗り。とにかく世界観が好き。とにかくやばい。背景の緻密さに驚く。この部分を描くのに何時間かかってるの…？って感じになる。ただ、まあ多少絵柄にムラがある感じがする。私が六七質さんを知ったのは蒼月さんの作品だけど、表紙絵がこれはいいけどこれはあんまり、的なのがある。でもすごい画力だと思う。

[えんさんの感想 · 2019年7月31日]

この描込量でこの作品量は凄い。
一枚の情報量が多いから、パラパラ捲っただけでも満足度が高く楽しい気持ちになれる。
氏の絵はファンタジー背景しか知らなかったが、人物も多く描いていることを知った。
この手の背景作家ではマシな方だけど、やっぱ人物の表情や動きが堅くて上手くないのが残念だな。

著者プロフィール

イラストレーター。アニメーションやゲーム背景画などを手掛ける。主な仕事に、ゲーム『テイルズ オブ ベルセリア』コンセプトデザイン参加、角川文庫版「ゴーストハント」シリーズ装画など。分業制絵本『えんとつ町のプペル』（幻冬舎）ではメインイラストレーターとして活躍。2019年に画集『六七質アートワークス 層庭祭』（パイ インターナショナル）上梓。

「2022年 『新版　幻想的な背景を描く』 で使われていた紹介文から引用しています。」