どうぶつたちへのレクイエム

著者 :
  • 桜桃書房
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本棚登録 : 27
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784756711373

感想・レビュー・書評

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  • 人間の勝手な理由で命が消されていきます。
    それは安楽死ではなく炭酸ガスによる窒息死。
    決して安易な気持ちでペットを飼ってほしくない。
    苦しみ死んでいくためだけに生まれてきたような子達を
    これ以上出さないように避妊・去勢手術も必要です。

    この本は日本の殺処分の現状を写真を主体に小学生でも分かるように作られています。
    私達が知るべき事実が書かれています。

  • 犬やネコたちが日々殺処分されている実態を取り上げた写真集。全てモノクロ写真だが、それが余計に心に訴えかけてくるものがある。後半はこの本の元となった展示での感想と、日本での犬やネコの殺処分の実態や、イギリスにおける動物に対する取り組みなどを文章で書かれている。日本はもっとイギリスの取り組みを参考にした方が良いと思う。

    本文で作者が動物たちを捨てる人たちに「あなたは処分室の前に立ち、最期のボタンを押せますか?」と問いた文がとても印象に残った。

  • 言葉なく見つめる動物たちの目が人間の残酷さを語っている本です。
    1匹でも多くのどうぶつたちが救われ、幸せになってほしい。
    そう思わせ、願わす一冊です。
    お子様のいる人には絶対に読んでほしい1冊
    どうぶつたちの無力さ、悲しさ、純粋さ、気高さを感じてそして愛しく思ってほしいです。

  • これは日本人全員に読んでほしい本。何か私にできることはないかなと考え込んでしまった。今できることは、ココで紹介して多くの人にこの本の存在を知ってもらうことと我が家の犬たちを大切にすることかな。イギリスのアニマルシェルターのような制度が日本にも広がればいいな。

  • 目を背けがちな、保健所(動物愛護センター)の写真。
    ガス殺処分を約束されている犬たちの写真集。
    ページをめくる手が震え、涙でまともに写真が見れませんでした。
    著作者や写真家さんたちの勇気には感服します。
    ここに写っている犬たちはもういないんだな、と思うと辛くなる…。
    でも、是非この写真集を見て欲しい。

著者プロフィール

1970年、広島県生まれ。“人と動物との共生”をテーマに取材活動を続けているフォトジャーナリスト。どうぶつ福祉ネットワーク代表。言葉を持たない動物たちの代弁者としてメッセージを発信することをライフワークにしている。著書に、『“いのち”のすくいかた』(集英社)、『どうぶつたちへのレクイエム』(日本出版社)、『ラスト・チャンス!』(WAVE出版)、『明るい老犬介護』(桜桃書房)など。

「2019年 『老犬たちの涙  “いのち”と“こころ”を守る14の方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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