CDBはじめての台湾語 (CD BOOK)

著者 : 趙怡華

• 明日香出版社 (2003年8月31日発売)

感想・レビュー・書評

[ENDO_Masahiroさんの感想 · 2006年7月24日]

この出版社の語学書は、いずれも、中身が安直＋安っぽいのが特徴。本書は、ホーロー語の自習書であるが、連讀変調の説明はないし、教会ローマ字ではなくカタカナ（もちろん台日大辞典とは異なる）が振ってあったりして、まず発音について、あまりに安直。まぁ、ホーロー語の発音について、丁寧に記述してあると、それだけで、本が売れなくなってしまうかも（笑。あとは、文法総覧があるのはいいが、記述が、こちらもちょっと杜撰である。いずれにしても、ホーロー語をある程度勉強した人が、冷やかし程度に買うような本であろう。

著者プロフィール

東京外国語大学院修士課程修了。韓国延世大学語学堂、アメリカEWU、スペインなどに短期留学を終えて、現在は中国語・台湾語の通訳人。通訳業の傍ら、音楽、放送、漫画など多様な翻訳作業に携わっている。。

「2023年 『日常中国語の基本の基本フレーズが身につく本』 で使われていた紹介文から引用しています。」