- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756910202
感想・レビュー・書評
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相手に気持ちよく話をさせるとたくさん話してくれるので、勇気を持ってオープンクエスチョンで臨もう、相手の事を聞こう、というもの。一部にトレーニング方法も紹介されてます。
"相手に矢印を向ける"事、相手に"アソシエート状態"で話してもらう事で大きくコミュニケーションの質が変わり相手の能力を引き上げる効果にも繋がるというもの。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
学んだ点
①聞いた内容に対して自分の意見、考えを巡らせるのではなく、相手の考えを促す返しをする。
②どんな話にも無知な姿勢で聞くこと。そうすれば「分かったつもり」が発生しなくなくなる。
③「特に何を気にしていますか?」「具体的には?」と問いかけることで、ふわっとした会話を無くす。
実践
①ファシリテーション練習で反対意見に対して、具体的な意見が出るまでは自分の意見は伝えない。具体的な例や事実が出てから自分はこう思うと伝える。
②ファシリテーション練習で何度も以前に体験した反対意見が出てきてもすぐに対応を取らない。①と同じように具体的な意見や考えが出てから対応する。
③話を聞いて具体的な意見が出なかった場合は、相手に具体的にはどういうことかを聞いて、まとめてもらい、②の無知の姿勢で意見を聞き、①の対応を行う。 -
聞き方の技術を駆使して相手をコントロールしようという感じの本。まぁ、いろんな立場があるからこれはこれでいいか。
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相手の話を心で聞くためには、話の「事柄」ではなく「相手」に意識のベクトルを合わせる
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会話では話すことよりも相手の話を聞くことがが大事だという事はよく聞いていたけれど、実際どういう風にすればいいか分からなかった。この本にはすぐにでも実践してみたいと思うような「話の聞き方」がたくさん紹介されている。改めてコミュニケーションの難しさと同時に面白さを知ることができた。
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意識の矢印が相手に向いているかのチェック。
事柄よりも相手の気持ちを訊く。
アイ・メッセージとユー・クエスチョン。
相手の話を見る、聞く、感じる。
相手に自由と選択肢を与える。
相手への興味と関心をもつ好奇心の大切さを感じた。
11-43 -
竹谷所有
→10/06/27 大川さんレンタル →10/08/15返却
→10/08/29 小松﨑さんレンタル →11/07/16返却(郵送にて・浦野預り)
→11/08/07 返却(本の会以外の場にて) -
・ 相手の記憶に好奇心を向ける。
・ 「無知の姿勢」 相手のこと、話を知らないという姿勢・立場に立つ。
→分かったつもりにならない。 -
・「オウム返し」も自分自身に「意識の矢印」を向けながら使っても、あまりパワーはないということです。
・相手に矢印を向け続けるのが苦痛だったり、難しいと感じたりしたときは、あなたがどの立場に立っているのかを振り返ってみて下さい。
・たとえば、「○○に困っている」という部下やお客がいたとき、「○○に困っているんだ・困っているんですね」の一言が言えるかどうかです。
・ぬるい話ではなく、もっと具体的でリアルな生の体験を話しましょう。 -
コミュニケーションにより、相手の自由と選択肢を広げていくだけでなく、あなた自身の自由と選択肢を広げる重要なスキルです。テクニックに走らず、心と心の繋がりが、成幸に繋がっていきます。