あたりまえだけどなかなかできない プレゼンのルール (アスカビジネス)

著者 :
  • 明日香出版社
3.14
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本棚登録 : 182
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756912244

作品紹介・あらすじ

アメリカの大企業の社長の72%が成功した理由を聴かれて答えた回答は"コミュニケーションを能力を身につけたから"。日本一のプレゼンターが教える人前でアガラずに話し、相手を説得する101のルール。

感想・レビュー・書評

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  • 社会の中である程度の立場についているのに、プレゼン
    能力が低い人が多いのには普通にビックリしている。
    恐らくそれは、プレゼン能力の重要性について、十分理解して
    いないからなんだろうと思う。
    経営者の大半の方が「一番役に立った能力はプレゼンテーション
    能力」と語られているにも関わらず。
    この本はプレゼンの基本を押さえるのに最適だと思う。
    繰り返しだけど、まずはプレゼンの重要性について、再認識しないと。
    どんだけ優秀でも、喋りがあまりに下手だと、そりゃ聞き手は
    魅力を感じませんよ。当たり前です。

  • 1/8の社内プレゼンにて得た上司からのフィードバックに
    話し方に抑揚をつけたほうがいい、というものがあった。

    確かに、前にちらっと読んだ「マッキンゼー流プレゼンテーションの技術」にも、
    チャート(スライド)は脇役であり、主役は話手、とある。

    本書では、自分のプレゼンスキルを向上させるための
    フレームワークを得た。
    それが、プレゼンの3Pと呼ばれるものだ。

    ?Personality (人柄)
    ?Program (構成)
    ?Platform skill (伝達技術)
    の3つだ。

    本書は、このフレームで終始説明すれば、もっと面白い本になったのではないかと思う。

    おそらく、?⇒?⇒?の順にマスターしていくといいのだろう。

    ?は、ロジカルシンキングなどを学ぶことでレベルを上げられると思う。
    パワポはかなり鍛えていただいたし、作りこんでいるので、合格点に達しているようだ。
    (もちろん、さらなるレベルアップをはかりたいが)
    ただ、バランスよくレベルアップさせないと効果が薄いことに気付いたので、
    ?も、そろそろ学びたい。

    ?は、大きく、3つの構成要素がありそうだ。
    1. ジェスチャー
     2. アイコンタクト
    3. 話し方
    例えば、ジャパネットタカタの社長のプレゼンをこのフレームワークで
    チェックしてみて、いいところを学ぼうと思う。

    ?は、イマイチ、よくわからないのだが、
    例えば
     ・堂々としている
     ・自身を持っている
     ・肯定的である
    といったところではないか。

    いずれ、このプレゼンの3Pを自分なりのフレームワークにしたてたい。

  • 日本の代表的なプレゼンター箱田氏のプレゼンの本です

    私は、この著者の本は内容がとても分かりやすくて、実践的で、大好きです

    本当に極めていらっしゃるから、こんなにも分かりやすく書くことが出来るのだと思います

    そして、私が今回注目したのは、アイコンタクトの部分です

    私は恥ずかしながら、アイコンタクトが苦手です

    子供の頃から、人の目をじっと見ることが出来ませんなぜか恥ずかしくなってしまうのです

    しかし、この本を読んでアイコンタクトが出来ないせいで、コミュニケーションでだいぶ損をしていることを確認しました

    この本に書いてある『アイコンタクトの訓練』を実践してみたいと思います

    方法は、視線に負けないように、じっと相手の目をみること(先に視線をそらさないこと)

    自分Point

    ?プレゼンするときは、必ず具体例・実例を多く入れる

    具体例・実例・体験談をすることが、なによりも人をひきつけ、私も話しやすい

    ?一対一で話しかけよう

    何百人を相手にしても、自分の大事な人ひとりに話しかけるように話す

  • タメになる。良本。

    以下気づき。
    聴衆分析して合わせる。
    喫茶店方式の雄弁術、喫茶店で話すように
    体験を話す
    一対一のように
    最初はまず一番後ろの人に話しかけよう
    ジグザグにアイコンタクト
    show see speak
    質疑応答もプレゼンの一部
    レトリック質問で質問を封じる
    否定的な質問を肯定的に言い直す
    質問は手を上げさせる

  • 総括:ページを割いている割に内容はそこまで濃くはないが、いくつかの重要なエッセンスが見られる。2008年初版の本なので、良い方だと思うし、他の本との整合性も取れるので、悪くない。


    プレゼンには、人柄Personality 内容Program 伝達技術Platform skillsの3つが必要。
    喫茶店方式雄弁法…大衆に向けてのプレゼンと言っても、その基本はカフェでの友人との会話。
             一方的に喋らず、具体例や体験の話が多く、感情に溢れ、砕けた言葉で部分
             描写は明確である。
    いいプレゼンターとは…EFP=元気で熱心、友好的・気さく、かつ肯定的。心の鎧を脱げ。
    プレゼンの開始…まずは一番後ろの人に話しかける。声が十分聞こえるようにするため。そして
            LOOK→SMILE→TALK。頷いてくれる人を探して、その人に向けて話すようにすると、調子が上がってくる。逆に、難しい顔をしている人は意識しないほうが動揺しなくてすむ。
    ワンセンテンス・ワンパーソン…後ろから左右に一人一人アイコンタクトしていき、話しかけるイメージで相槌をもらいながら話していく。アメリカではイエス取りと言われている手法。そのために、一つのセンテンスは短く、畳み掛けるように話す。大きな声で喜怒哀楽の感情を持って。
    聴衆を眠らせない…質問を用いて適度な緊張感を保つ。質問して自分で答えてもいいし、該当する人に手を上げてもらう方法もある。
    プレゼンターが最大の視覚物。人間的側面を出そう…①誠実さ②正直さ③自信④人間的温かさ⑤聡明さ。何を話すかよりもどう話すか、どう話すかよりもどんな人が話すかが重要。
    質問への対応…否定的な質問は、一度肯定的に言い直した上で解答すると、自分の主張に説得力を持たせながら対応することができる。また、あくまで主役はプレゼンターであるあなた。一人の聴衆が話しすぎないように。
    質問が出てこないとき…こちらから想定される質問を提示して「〜という質問でも構いませんよ」「ちなみに先日はこのようなことを聞かれました」と言ってあげると、質問の敷居が下がる。

  • 気に入ったフレーズやそうだなと思うものを拾ってみます。「質問が上手い人は自然とコミュニケーションが取れています」「質問することで、あなたに興味がありますと伝えることができてい」る。「誕生日おめでとうメール」を送る。これはできないかな。普通は。この他にもあるけど、総じて言える事は気配りができること、だね。良いインタビューアになることかな。

  • 13.8.18
    西川氏 推奨

  • 101のルールを見開きで紹介したもの。目次を見て気になるところをさらっと眺めるとヒントに出会えるかも。

  • つまらん。この人の講演は面白いが。

  • プレゼンテーションに必須の3Pとは
    ①Personality:人柄
    ②Program:内容
    ③Platform Skills:伝達技術(演壇技術)
    である。
    人柄については、外見として、常に自分よりワンランク上の服装にする。内面的にも、誠実さ、正直さ、自信、人間的暖かさ、聡明さ、を伝えるようにする。
    内容については、プレゼン企画時に5W1Hで情報を獲得し、内容を検討する必要があり、メインテーマを絞っていく。
    伝達技術については、内容を、結論+詳細+結論(SDS)に構成し、具体例や自己体験を入れる。また、大勢の前でも1対1で話すような工夫をし、身振り、手振り、表情を活用。視覚に訴えるようにする。

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著者プロフィール

インサイトラーニング代表。年間300回以上のセミナーをこなすカリスマインストラクター。超一流企業をはじめ多くのクライアントからひっぱりだこ。趣味 のサーフィンでは、日本最大のサーフィンクラブ「ゴッデス」の会長を務め、インストラクターでもある。

「2014年 『即戦力になる!!ビジネスコミュニケーション 第2版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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