「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣 (アスカビジネス)
- 明日香出版社 (2013年10月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756916495
感想・レビュー・書評
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仕事を速く行うための方法というよりは、考え方の部分について書かれている本だと感じました。ものへのこだわりや時間への極限までの時間の管理は仕事だけでなく、プライベートにも大いに生かされるものであり、人生を豊かにするいい本でした。
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仕事を早く終わらせて定時で帰るために読む。
なるほど、参考になる。
・人に仕事を振る
・仕事を断る
・人に気を遣い過ぎない
・他人の目を気にしない
・仕事を完璧ではなく適当にやる
自分で仕事が早いと思っている人って確かにそういうところあるかも。結局それって人に仕事を押し付けてるだけのような気もするけど、そりゃー仕事早く終わるわな、という感じ。
・緊急でない重要なことをやる
・中途半端な時間を好む
というのは役立ちそう。実践は程度問題か。
また、筆者が、前半は「仕事が遅かったけど工夫で早くなった人」という立場で共感しやすいと思ったけど、後半は「この本を含む執筆活動の仕事をいかにシステマチックに早く仕上げるか」ということが書かれており、なんか一周回ってそれは良くないんじゃないかと思った。 -
【本の見出しで8割は理解できる】
【感想】
2時間で読破したけど、甘めに見積もって☆3
この本は、速く仕上がったけど質がおろそかにされていると感じた。思ってた本と違って残念。
仕事が速いのは良いことだけど、質も大事ですよと筆者に言いたい。理由は以下に記載。
【個人的に残念な点】
・根拠が希薄で説得力に欠ける
→書かれている内容のほとんどが著者の体験談ベースであるため、数値などの事実ベースではない。「私の信頼する知人は〜」など裏が取れない内容ばかり。
【文章理解に少々難がある】
→見出し詐欺が多い。 ※以下参照
30項「仕事が速い人は、なかなかとりかからない」
(= 仕事をすぐに始めるのではなく、その「準備」をしっかりやってから仕事に取りかかる)
36項「石の目を意識する」
(= 石には割れやすい部分があり、転じて、物事を成し遂げようとする際にはその物事の重要なポイントを掴むこと)
43項「仕事が速い人は無駄なことをやる」
(=無駄に見えるようなことも、何かしらで仕事に活かす)
【⚠️41項が非常にわかりにくい】
41項「仕事が速い人はお金で時間を買う」
この項目では、以下の2つが比較されている。
(良い例) :「お金」で「時間」を買う行為
(例)本やセミナーに金を使う
(悪い例) :「時間」を「お金」で買う行為
(例)アルバイト
要するに、時間は大切だから金を出してでも時間を買おうってこと。
目先の金のために時間を使ってアルバイトするのは、時間を差し出して金を買うなものだよってこと。
しかし、この後の説明ではこんな表現も出てくる。
" 1円でも安い食料品を求めて遠くのスーパーに行くのは「お金を時間で買う」行為だ。"
お金で時間を買う?ん?時間をお金で買う?どういうことだ?ってなってしまう。
ん?どっちだ?ってなるような表現。
助詞を統一しないがために、文章が非常にわかりにくい。 以下の3つを見比べてほしい。
①「お金」で「時間」を買う行為
②「時間」で「お金」を買う行為
③「お金」を「時間」で買う行為
これ、②と③は全く同じことを言っている。
助詞を統一しないと、非常に文章が読みにくい。
・○○ で □□ を買う
・□□ で ○○ を買う
上記のように統一してほしい。
・○○ を □□ で買う(=□□ で ○○ を買う)
この表現はいらない。わかりにくい。
仕事ができる人は、文章がわかりやすい。
表現も統一されている。視覚的にもわかりやすい。
仕事ができる人を語る前に、文章力を磨いていただきたいと思ってしまうような一冊だった。
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タスクに締め切りを持たせることが、今の自分に1番足りないところだと思う。
期限を厳しく決めて仕事に取り組むようにする。 -
この手の本は速読で自分に必要なところだけ拾ってメモする読み方がいいなと実感。
本を読んで終わりにせずに仕事や生活で実際に試したい。
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仕事が速い(早い)人の習慣を著書の経験を元にまとめたもの。
これが全てできたら完璧であるが人により既にやっているもの、肌に合わないものもあると思う。
この中から自分にとって必要なものを取り込んでいくのがいい読み方だと思う。私は以下の考え方を取り入れたい。
仕事が速い人は時給で稼ぐ(残業代で稼がない)
仕事が速い人は仕事をする順番を決めない(決められた時間内で全てのタスクを終わらせる)
仕事が速い人は退社する時間を決める
仕事が速い人は無駄なことをやる(世間一般の効率化メソッドを追い求めず、仕事と関係ないところから自分なりのメソッドを編み出す)
最後の項目は、この本はあくまでもヒントだよ、ということなのだろう。
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仕事に対するモチベーションと効率を上げたくてビジネス書きの乱読中。
「おわりに」に書いてあったこが、一番響きました。読むだけで終わったら時間の無駄。人生はやるかやらないかで決まる。その通りだと思います。この本で言えば、読んだらすぐ返信をやるようにしようかなと思いました。そのままではなく、信頼を勝ち取ることがスピードで得られると思ったら、ですけど。