読書が「知識」と「行動」に変わる本 (アスカビジネス)

著者 :
  • 明日香出版社
3.10
  • (17)
  • (47)
  • (99)
  • (37)
  • (11)
本棚登録 : 935
感想 : 92
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756917164

作品紹介・あらすじ

本はたくさん読んでいるのに、読みっぱなし。そんな人は多いのではないだろうか。その結果、全く知識になっていないし、行動に変換できてない。読書記録のとり方・記憶の仕方・読んだことを実践する方法を1冊にまとめた。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 最初の方は、大体の本に書いてあるようなことが多かった。

    導入としては、必要な事だと思う。

    後半の具体的な方法はなかなか参考になった。
    しかし、それを実行するのはなかなか難しいと感じた。
    これを行えば、行動に変わる事はイメージ出来たので、なんとか実行しよう。

  • 読書術に関しては定期的にいろいろな本を読んでいますが、その一環。
    「おわりに」の中に、著者は、以下のことに多くのページを割いたと語っています。

    ・忙しい人のために、時間短縮して効率よく読むコツ
    ・私自身が学んで身につけてきた、本の内容を記憶する方法や、マインドマップを使ってノートにまとめる方法
    ・コーチングという技術を使って、行動を起こして成果を上げる方法

    自分が得意とする、記憶法・マインドマップ・コーチングを読書のアウトプットに活かそうとする姿勢は非常にいいと思います。
    逆に言えば、それを特に身につけていない、身につける予定のない読者にとっては、他の書籍と比較して、特別なことは書いていない印象でした。


    <目次>
    Chapter1「効率良く」本を読む
    1 本を読む目的を決める
    2 欲しい情報のあるところのみ拾う
    3 はじめに、目次、おわりに、で概略をつかむ
    4 時間を意識する
    5 すべてを理解しようとしない
    6 アウトプットを意識する
    7 多読に挑戦する
    8 他人のレビューや意見にまどわされない
    9 本は借りない

    Chapter2 読んだことを「記録」して整理する
    1 読書ノートの取り方
    2 本を汚して記録する
    3 読書ノートの作り方
    4 本の階層構造をまとめる
    5 マインドマップとは
    ○ マインドマップを読書に使うメリット
    ○ 読書マインドマップの事前準備
    ○ マインドマップの基本ルール
    6 読書マインドマップの作り方
    7 本全体の読書マインドマップを作る

    Chapter3 読んだことを「記憶」して忘れない方法
    1 本を読んでも、なぜ覚えていないのか?
    2 反復して記憶に残す
    3 本の80%を捨て、重要な20%を見つける
    4 感情を動かしながら、読み進める
    5 人に話す前提で、本を読む
    6 物語を作って、ストーリーで覚える
    7 頭文字を使って、単語や文字を作る
    8 イメージを作り、イメージを連結する
    9 いろんなところにペタペタつける「貼つけ法」

    Chapter4 読んだことを「行動」に移す
    1 読書は、行動してはじめて効果がある
    2 セルフコーチングを読書に利用する
    3 本から行動目標を設定する
    4 目標がかなった姿を思い描き、五感で感じる
    5 現在の位置を把握する
    6 現在地から行動目標までのギャップを考える
    7 ギャップを埋める具体的な行動を書き出す
    8 書き出した中から、ひとつ選ぶ
    9 明日から行動できる小さなステップに細分化
    10 実際に行動する事柄を決定する
    11 行動を誰かに宣言する
    12 実際に、行動する

    Chapter5 読んだだけで終わらせない実例集
    1 読書+起業する
    2 読書+自己啓発する
    3 読書+資格取得する
    4 読書+リーダーシップを身につける
    5 読書+仕事のスキルをUPする

  • 仕事には必ず、インプットとアウトプットがあります。

    たとえば、設計という仕事は
    部品等の単機能の情報をインプットし
    それらをうまく組み合わせてアウトプットすることで
    得たい機能を作りだす仕事です。

    改善という仕事は、
    アイデアの元となる情報をインプットし、
    アイデアを現状に適応させてアウトプットする仕事です。

    そして、知らないことをインプットする方法の1つに
    読書があります。


    本日ご紹介する本は、

    読んだことを忘れず、行動に移す方法をまとめた1冊。

    ポイントは
    「必要な情報」

    小説などと違い、ビジネス書の読書や
    会社でのビジネス文書に必要なのは、
    すべてを読むことではなく、
    自分に必要な情報を取り出すこと。

    目的を達成するための行動(アウトプット)
    に必要な情報(インプット)を得ることが重要です。

    逆に言うと、必要な情報以外は読まなくてもいいと言うことです。



    「人に教える」

    ”自分が理解したければ、人に教えよ”と言います。
    本を読む前に、人に教える前提で読むと
    教えるのに必要なところに意識が集中します。。

    そして、実際に教えれば、
    反復になり、理解が深まるものです。



    「同じ行動」

    著者と同じ行動を試すことで、
    成果を出せるものがあるかもしれません。

    うちの会社ではあてはまらない。とか、
    うちは業界が違うから関係ない。
    などと考えていても答えはわかりません。

    試してみることが重要です。



    「ひとつだけ」

    具体的な行動リストの中から、
    やってみる行動をひとつに絞ります。

    本にいろいろ書いてあるからといって
    同時に新しいことをいろいろやってもうまくいきません。

    まず、優先度の高そうな、やりやすいことを
    ひとつに絞って試してみましょう。


    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    本に関する「質問」を決めて、その「質問」の答えになる箇所を、本のなかから探し出す
    一冊ずつ本を読むのではなく、並列して、たくさんの本を同時に読む
    読書しながら感じたこと、思ったことは、必ずメモする
    自分が理解したければ、人に教えよ
    著者と同じ行動を試すことで、成果を出せるものが、いくつかあるのではないでしょうか?
    具体的な行動リストの中から、やってみる行動をひとつに絞ります
    これをやるために、この1週間で何ができますか?
    どれだけ読書をしたのかではなく、どれだけ行動したのかが重要
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    Chapter1「効率良く」本を読む
    Chapter2 読んだことを「記録」して整理する
    Chapter3 読んだことを「記憶」して忘れない方法
    Chapter4 読んだことを「行動」に移す
    Chapter5 読んだだけで終わらせない実例集
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image02w.seesaawiki.jp/f/2/fujiit0202/51464c6aa58c9463.png
     

  • 途中で面白くなくなった為、読むのをやめた本

  • 本を読んだら、脳にインプットし、アクションを起こし、結果をだしていこうということ。
    ・時間を意識
    ・大切なのは20%、さらに最重要は4%
    ・アウトプットや人に話すことを意識する
    ・多読、読む場所によって種類を変える
    ・読書ノート
    ・マインドマップ
    ・読んだら行動目標を決める

  • 読書した内容を人に話すと意外に話せなかったりする。読みの浅さを実感する瞬間だ。書くことで内容を再確認する事もできる。このブクログもその一つだと思うが、最後は実行してみる事だという事には同感。(松陰もそんな事を言っていた)
    時間がたつとかなりの部分を忘れているし、結局言いたかった事はこの一つという場合もある。それ以外は忘れてしまう。自分では潜在意識のどこかに残っている事を期待しているのだが、、、、

  • 学生時代本をほとんど読まなかった著者が、起業を意識した際に読書に挑戦
    その時に研究した本の効率的な読み方や記憶法
    そして読書から得た知識を基に行動する方法を纏めた本
    全五章構成。以下それぞれ章のまとめ

    ・「効率よく」本を読む
    「時間を意識する」「全てを理解しようとしない」「アウトプットを前提に」「多読に挑戦する」等
    章題の通り効率を重視した読書法が紹介されている

    ・読んだことを「記録」して整理する
    表紙や帯に大きく書かれている「マインドマップ」について触れている章だが
    あくまでマインドマップの紹介と、簡単なやり方について書かれているだけで
    もし本気でマインドマップに挑戦しようとする際には、少し物足りない内容だったと感じた
    私の性格上の問題かもしれないが、「とりあえずやってみよう!」という気持ちにさせるよりも
    「曖昧なまま間違ったやり方をしてしまったらどうしよう…」という不安が勝った
    読書ノートの取り方に関しても少し触れていたが、こちらは可もなく不可もなくといった感じだった

    ・読んだことを「記憶」して忘れない方法
    「物語を作って、ストーリーで覚える」「イメージで連結する」等
    著者独自の記憶法が紹介されていたが、あまりピンと来なかったので未実践
    私自身が本書を読む上で求めていなかった部分でしたので…

    ・読んだことを「行動」に移す
    「本を読んで行動を起こす」とはいいつつも、目標の設定やそれに伴う行動の選択等は
    他の自己啓発書等でもよく言われているような事柄であり、特筆すべき点は無かったように感じた

    ・読んだだけで終わらせない実例集
    「読書+◯◯」という形で様々な実例を上げている
    (起業、自己啓発、資格習得、リーダーシップ、スキルアップ)
    私自身の実例と合うものがなかった、というかそのような事を意識していなかったので、この章はあまり役に立たなかった
    本著の中でも触れられていたが、やはり「明確な目的を持って本を読む」というのは大事ですね。反省


    全体的には、浅く広くと言う感じで少し物足りないように感じた。
    しかしながら、それは私自身このようなジャンル(読書法、自己啓発?)の本をいくつか読んだからかもしれず
    逆を言えば必要なことは簡潔にまとまっているとも言える
    本書を基に、より気になった分野について書かれた本を読んでみるのもいいかもしれない

    ただ、タイトルでただ読書法ではなく、「読書を行動に」としていた点に惹かれたので
    もっと目新しいことが書いてあるのかなと期待していたので少し残念ではある
    ただ、本書の中にも書かれていた「本一冊で重要な部分は20%、最重要なのはそのうち4%」という言葉通り
    実際それくらい(4%)は成る程と思えるような事はあったし
    何より今こうしてめったに書かないレビューを書くという「行動」を起こしている以上
    まったく無駄な事が書かれている本ではないということは確かである。

  • この本を読むことで、ビジネス本は必要な情報を取り出す作業と考えれば、本を読むのが楽になり、入りやすい。
    これからは、どれだけ行動に移せるかを考えて読むようにする。

    内容
    本は、読んで知識とし、行動して初めて効果があるもの
    小説とは違い、ビジネス書は自分にとって必要な情報を取り出す作業である。
    本の80%を捨て、20%を見つける。
    本の内容を誰々に説明しようと、考えるだけで身に付く。
    行動目標は「何を、いつまで、どれだけ」といったように具体的に数字を表す

    心に残ったセリフ
    ・燃えるような願望や目標が、確固たる行動と転化した時、あなたの夢は実現する
    ・失敗の最大の原因は、決断力の欠如
    ・1冊に書かれている内容を実際に行動に移している人の方が、本当の読書家
    ・どれだけ読書したのか❓ではなくどれだけ行動したのか❓

  • 物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。
    東大OPACには登録されていません。

    貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください
    返却:物性研図書室へ返却してください

  • 本を読む前に準備【はじめに・目次・おわりに で概要を把握し目的・質問を決めてから読む】が必要なことを初めて知って、これだけでも意味のある収穫だった。どんな本も始めから終わりまですべて読むものと思っていたけど確かに大体の内容を覚えてない。必要のない部分は思い切って捨てることは常に実践していきたい。読んだあと、マインドマップにまとめることが紹介されていたけど、それ自体が目的になってしまいそうなので気をつけないと。目的は行動を変えることだけど、行動に移すためのセルフコーチングというのはいかにイメージできる現実的な目標を立てるかをサポートするものなんだなと感じた。具体的な目標の立て方として「+10%をイメージする」が参考になったので一度実践してみようと思う。

全92件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

理系出身で、最新のエレクトロニクスを愛する元営業マン。
大学卒業後、電子部品メーカー、半導体商社など4社で法人営業を経験。いずれの会社でも、必ず前年比150%以上の営業数字を達成。200人中1位の売上実績を持つ。
独立起業を目指すなか、「成功者はみな読書家」というフレーズを見つけ、年間300冊以上の本を読むようになる。独立起業後、読書法やマインドマップ、記憶術などの能力開発セミナー講師をしながら、法人営業、営業同行、コミュニケーション、コーチングなどの研修講師として8,000人以上に指導してきた実績を持つ。年間200日以上登壇する人気講師として活躍している。

「2019年 『商談が楽しくなる! モノが売れる! 営業マンの自己心理改革』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大岩俊之の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×