図解 身近にあふれる「微生物」が3時間でわかる本 (アスカビジネス)

著者 :
  • 明日香出版社
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本棚登録 : 221
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756920119

作品紹介・あらすじ

かずかずの身近にあふれる菌やウイルスなどの微生物をとりあげ、人との関係や、人にどのような影響を及ぼしているのか、紹介する。
人にいい影響・悪い影響をおよぼすもの、食べもの、病気、健康などに関連したたくさんの「微生物」を、親しみやすい文章とイラストで説明します。

感想・レビュー・書評

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  • ためになる本

  • 微生物とは何かから、人に役立つ微生物(発酵食品を作ったり水を浄化したり)、そして感染症など病気を引き起こすものへと解説が進んでいきます。病気を引き起こすとかは読んでいて怖いけど、人と微生物の関係がざっくりわかります。
    そもそも原始的な生物の中に別の生物が入り込んで、例えばミトコンドリアになったり、葉緑体になったりしたという説は面白いですね。
    突然だけど面白いといえば、大便が臭い原因のインドールとスカトールという物質は、うすめて低濃度にすると「花の香り」の芳香を発するそうです!ハエがうんちにたかるのは、他の虫が花の香りに誘われるのと同じ事なのか……と思いました。

  • イラストが可愛らしく、為になることばかりで、楽しく読み進めることができた。

  • 身近なのに知らないことだらけ。面白かった。

  •  「微生物」とは肉眼で見えない小さな生物です。そして,微生物たちは勝手にヒトの体の皮膚表面やおなかの中(腸など)に定着して活動しています。また,我々の食生活を豊かにする能力を持ち貢献しています(発酵食品の製造:パン,チーズ,みそ,しょうゆ,お酒など)。一方,彼らの一部のグループは,我々に食中毒や感染症などのトラブルも引き起こします。
     このように身近に存在するにも拘らず,肉眼では見えない故に存在を認識しにくい微生物たちの生きざまを学びませんか。1400円+税とリーズナブル,かつコスパな一冊です。【微生物を愛する一教員より】
    (物質化学工学科 富樫 巌 先生)


    ▽配架場所・貸出状況はこちら(旭川工業高等専門学校蔵書検索)
    https://libopac3-c.nagaokaut.ac.jp/opac/opac_details/?kscode=004&amode=11&bibid=1014117279

  • 生物、自然環境の教科書みたいです。
    菌の絵が可愛い。

    ────────────
    2020.1.6
    800円にて売却済

  • 新型コロナウィルスは載っていませんが微生物について詳しく書いてあります。3時間でわかると言う事ですが、毎日ちょっとずつ読んで1週間位で読み終わりました。

  • 大袈裟に言えば世界観が変わりました。目に見える生物との共生社会は意識にありましたが、目に見えない生物とも深く共生していることを知りました。

  • 微生物に関連があるものの食品やら病気などの記載が殆どを占めていて、"関連"ではなく微生物そのものを探求したかったので、当てが外れた。

  • 雑読。ざっくりと微生物についてつかむ。

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著者プロフィール

左巻健男
1949年生まれ。東京大学非常勤講師。元法政大学教授。『RikaTan(理科の探検)』誌編集長。
千葉大学教育学部理科専攻(物理化学研究室)を卒業後、東京学芸大学大学院教育学研究
科理科教育専攻物理化学講座を修了。
専門は理科教育、科学コミュニケーション。
主な著書に、ベストセラー『絶対に面白い化学入門 世界史は化学でできている』(ダイヤ
モンド社)ほか、『学校に入り込むニセ科学』(平凡社)、『おもしろ理科授業の極意: 未知への探究で好奇心をかき立てる感動の理科授業』(東京書籍)、『面白くて眠れなくなる物理』(PHP研究所)、『中学生にもわかる化学史』(筑摩書房)などがある。

「2022年 『世界が驚く日本のすごい科学と技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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