著作権2.0 ウェブ時代の文化発展をめざして (NTT出版ライブラリーレゾナント 61)
- NTT出版 (2010年6月24日発売)
本棚登録 : 50人
感想 : 4件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757102859
作品紹介・あらすじ
グーグル以後の知的財産権を考える。著作権という権利の実体は何か。その本来の理念と突き合わせて考え、あわせてその次世代の姿を「著作権2.0」として提案した。
感想・レビュー・書評
-
現行著作権制度(「著作権1.0」)は“オプトイン”制度という。それはXのYに対する行為Aについて、それを原則禁止しておいて、それを例外的に許してほしい場合には、XはYに事前に許諾を得なければならない制度のことである。これに対して「著作権2.0」は“オプトアウト”制度を指向するもの。それは行為Aは原則自由で、例外的にそれを禁止したい場合だけ、Yはそのことを明らかにするというもの。著作権の環境的変化に対応するためには、この制度転換が必要である、と著者はいいます。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著作権の今後を見通すのは非常に難しいが、少なくとも過去と現在を大まかに掴むことはできた様な気がする。
参考文献も豊富で役立った。
全4件中 1 - 4件を表示