高齢化大好機

著者 :
  • NTT出版
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757121119

作品紹介・あらすじ

「金持ち・知恵持ち・時間持ち」の高齢者は、「老人」ではない!「70歳まで働くことを選べる社会」を提唱する画期的シニア論の誕生。

感想・レビュー・書評

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  • 状態:新品同様
    定価:1365円
    上海に住んでいる方に、80元でお譲りします!

  • 2014年には、4人に一人が65歳以上という数値をこの本で見た。私は、その時、60歳。mmmmmmmm。微妙。
    55歳から老後・・・なんてことも、ショック。

    堺屋太一が、「団塊の世代」という小説を著してから、この団塊の世代・・って言葉が多分使われるようになったのだと思うが、現在の58〜60歳ぐらいの人達か?
    戦後の産めよ増やせよ・・政策でどんどん膨らんだ人口を構成する世代なんだろうけど。

    実に、この世代が日本の経済を引っ張ってきたんだろうな。
    高度成長期に、家庭より、仕事を取って、モー娘。では、なくモーレツ社員という言葉をつくったお父さん世代達。

    大家族から、核家族への移行。団地住まいに始まって、一戸建ての家を持つことをある種のステータスと信じて。
    で、始まった土地のバブル・・・人口は増え続ける・・土地は少なくなる・・・地価上昇神話・・資産としての土地価値に飛びつく・・・で、バブルの崩壊。
    そして、この2006年。ついに、日本の人口が初めて減少に逆転。日本の男性の精子の数も他の国より、少ないというニュースもあるし・・・今後は、人口は減り続けていくのだろうし。

    2014年には、ほとんどの団塊の世代は、退職し?年金暮らし?この世代は、貯蓄率も高いらしいし。・・・一番、裕福な世代となるのだろうな。
    (うらやまぴー)
    この団塊の世代、いろいろブームを作り出しても来た。
    今後は、老後の新たな生き方を我々に提示してくれるのだろう。

    老後の設計もきちんとやっていかなければいかんのだよな。結構、刹那的に生きてきてしまったからな。

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著者プロフィール

堺屋太一

一九三五年、大阪府生まれ。東京大学経済学部卒業。通商産業省(現経済産業省)に入省し、日本万国博覧会を企画、開催したほか、沖縄海洋博覧会や「サンシャイン計画」を推進した。在職中の七五年、『油断!』で作家デビュー。七八年に退官し、執筆、講演、イベントプロデュースを行う。予測小説の分野を拓き、経済、文明評論、歴史小説など多くの作品を発表。「団塊の世代」という言葉を生んだ同名作をはじめ、『峠の群像』『知価革命』など多くの作品がベストセラーとなった。一九九八年から二〇〇〇年まで小渕恵三、森喜朗内閣で経済企画庁長官、二〇一三年から安倍晋三内閣の内閣官房参与を務めた。一九年、没。

「2022年 『組織の盛衰 決定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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