天才の時間

著者 :
  • NTT出版
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757160156

感想・レビュー・書評

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  • サイエンス

  • 理論物理学では20代前半で業績が出てしまう。ニュートンの頃から。
    物理学や数学者は20代が勝負。この時期にたっぷり時間の余裕があるかどうか。

    哲学は10代。音楽は幼少期と10代。

  • 面白かった。
    なんだか元気が出た。

    数学と文章の割合が8:2くらいの印象。6:4ぐらいだと個人的に嬉しかった。

  • たまたま図書館の返却コーナーにあったのが目につき借りて読んでみた。
    ワンポイントでさらっと書かれているので、それなりに楽しく読める。
    深く考えずに読む分にはいいのではないだろうか。
    特に否定する気はないが、読み進めていてあれ、もうこの人について終わったのという物足りなさはある。

  • 天才、と呼ばれる人たちには「熟成期間」のような時間がありますよ、んで、それがどんなだったかを紹介している本です。
    あっさりと読めます。ちょこっとした時間で読めますし、おすすめです。

  • ある程度創造的な時間を設けないといい結果は出せないということですね
    わかります

  • 世に”天才”と呼ばれるアインシュタイン、ニュートン、ダーウィン、、、
    そんな彼らの共通する”天才の時間”
    これを彼らの人生を振り返りながら、その生き様を知る本。

    この本で面白いのは作者が選んだ天才、
    北野武・鈴木光司、宮澤賢治の話がある点。

    科学史を得意とする著者の視点から観たこの3人も確かに天才なんだな〜と。

    この本を読んで思ったのは、皆下積み時代が長いこと。
    つまり世の中に”天才”なんて存在しない。
    皆”秀才”であって最後まで”秀才”でいられる人が”天才”であると。

    もっと言えば、何でも一度は死ぬ気でやらないと身に付かない。
    そんなことが理解できる。

    いや〜かなり面白い本。

  • カオスの縁を歩くのだ。あんまり近つ゛きすぎると
    戻れなくなるけど。

  • 暇な時間をなにに使うか。 樽の中の熟成は、その人物の才能を醸成するだけでなく、まろやかな人格も形成することがおおいようです。僕が個人的につきあいのある天才型のひとはみな芯が強く、決しておこらせてはいけないというような威風を供えていますが、同時に周囲に対する気配りも欠かしません。切れ味鋭い鋼の精神をまろやかな人格がおおっているような感じです。

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著者プロフィール

たけうち・かおる サイエンス作家。1960年生まれ。東京大学教養学部教養学科、同大学理学部物理学科卒業。マギル大学大学院博士課程修了(高エネルギー物理学専攻、理学博士)。フリースクール「YES International School」校長も務める。著書に『99・9%は仮説』(光文社新書)、訳書に『WHAT IS LIFE? 生命とは何か』(ポール・ナース著、ダイヤモンド社)などがある。

「2021年 『人と数学のあいだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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