月で遊ぶ

著者 : 中野純

• アスペクト (2004年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[beさんの感想 · 2005年11月24日]

beの好きな風景がある。<br>
冬。山々に降り積もった雪が、満月の光に蒼く浮かび上がる。<br>凍てつく空気の中を歩きながら、その蒼色を楽しむ。<br><br>
雪国育ちのbeだからこそ、知っている、そんな風景。<br>

この本も、そんな月夜を十二分に楽しもう！というもの。
<br><br>
本当は、月光が蒼いわけではありません。人の視覚によって、蒼く見えているだけなのですが。<br><br>

これから、本格的な冬がきます。<br>
満月の夜。<br>
少し、厚着をして、外を歩いてみてください。<br>
きっと、神秘的な世界が広がるはずｖ

[□後藤グミさんの感想 · 2005年10月9日]

２４通りぐらいの、ばかばかしくも楽しい月の遊び方が書いてある本。詳しくはブログに。

著者プロフィール

中野 純
＜プロフィール＞
体験作家、闇歩きガイド。一橋大学社会学部卒。闇をテーマとした文筆活動やナイトハイクの案内の傍ら、夫婦で少女まんがの専門図書館「少女まんが館」を運営。主な著書に『「闇学」入門』（集英社新書）、『闇と暮らす。』（誠文堂新光社）、『庶民に愛された地獄信仰の謎』（講談社+α新書）、『闇を歩く』（光文社 知恵の森文庫）、『月で遊ぶ』（アスペクト）、『少女まんがは吸血鬼でできている』（大井夏代との共著、方丈社）など。東京造形大学非常勤講師。

「2022年 『闇で味わう日本文学』 で使われていた紹介文から引用しています。」