あなたに平和が訪れる禅的生活のすすめ: 心が安らかになる「気づき」の呼吸法・歩行法・瞑想法

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  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757211179

感想・レビュー・書評

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  • 「しなければならない」「すべきである」という表現が多くて、本当に禅の本か?と違和感を抱いた。作者はよくみるとベトナムの方で、政治的な活動もしてたらしいので、アグレッシブなんだろう。
    家族とか仕事とか自分のことが、みんなとおんなじでない人たちにとっては、微塵の救いにもならない言葉ばかりで、押し付けによる不快さを感じた。日本人の禅の感覚には、合わない気がする。

  • 瞑想はやり方ではなくその向き合うココロの持ち方であると改めて気付く。日頃感じる「怒り」「身体の痛み」と向き合っている筆者の存在はこれから瞑想を続けていくためのチカラになる。
    この本を読んで思うのは、誰しも怒りの気持ちを無くすことはできないということ。その気持ちと共にある為の方法として瞑想があるということ。依存的な行為・行動は一時的に身体的な痛みや怖れを取り除いているかのように感じるがそれこそが幻想だということ。
    鎌倉のお坊さんも最近口にしている「死んでも死なない」マインドフルネスという話なのだが正直ピンときていなかった。この本を読んで思ったのは、身体的、物理的な反応はあるのかもしれないが、着目すべきはピュアな魂の存在であり、それを大事にするというココロの持ちのようである。
    平和は自分の中にあり、それに気がつくことが大事なのだということである。

  • あの仏陀でさえ自分の中に獣性やもっていた。重要なのは自分の中の獣性の扱いを完璧に心得ていた。

    苦しんでいる人に心のありったけを話させるため、意識と集中力を存分に働かせて耳を傾ける。相手の話が非難や恨みや責めに満ちていてもじっと耳を傾ける。

    僧はほとんど自分のものを持ちません。ですから所有物を失ったり盗まれたりすることの恐怖がない。森の中にいても木のしたでくつろぎながら眠れる。

    ストレス、暴力、負の感情➡︎自分に蓄積➡︎他人に拡散=負の連鎖
    暴力や負の感情の種に水をあげない
    哀れみの心と瞑想で自分の負の感情を無くす➡︎他の人にもいい影響を与える

  • 心を平和に保つ!

  • 自分の内面、心を平和にしなさいということ。

    『他人を助けようとする前に、まず自分のことを気遣わなくてはならない』

  • 思考や感情に流されない、自分の本当の選択が出来るようになれる気がしました。

  • 意識的な呼吸や歩行、瞑想法は心を平静に保つために非常に有効だと思い実践するこの頃。
    気づきによって世界平和が実現するのかどうか。その求めることは深く共感するのだけど、本書に書かれたことをすべて実践するのは難しい。
    禁酒とか無理です。。。
    できることから心の平安を得るために実践していきたい。

  • 良いことは買いてあるのだが、もうちょっとポイントを絞って
    纏められたのではないかと読みながら思ってしまった。

    読了後も、イマイチ記憶に残っていない。

  • 「矢を花に変える」
    逆境にあっても哀れみの種に水をやることは可能です。理解と哀れみの心をもって素直にものごとを見れば、自分が他人の暴力の犠牲者であるとは思わなくなります。自分を傷つけようとしているように見える人の心を開かせることもできます。私たちは敵を友人に変えられるのです。
    自分の内面の痛みを変える努力を始めたならば、他の人々の怒りや憎しみを花に変えることもできるようになります。あなたはすぐに、自分に向けられた矢が他人の痛みから発していることを理解するようになるでしょう。他人の矢に傷つけられたとは思わなくなります。ただ哀れみを感じるだけです。あなたの哀れみは、相手の言葉や行動を変えます。こられの実践が本当の意味で自分を守ることに繋がります。

  • 自分と自分のまわり、そして世界全体の平和を求めるすべての人に読んで欲しい本です。その瞬間、瞬間の本当に些細なことだけど、いざ実践しようと思うと、なかなか難しいものです。

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