- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757213043
感想・レビュー・書評
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落語は懐古ではない。話ができた当時は、「今」が語られていた。「今」に置き換えて、ストーリーを楽しもう。ちょっと下品だけども。
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これはすごい。
初めて連れて行ってもらった落語会で見たのが談笑だった。「饅頭こわい」を現代風にアレンジしたもので、生まれて初めて落語に接した私は「こんなアレンジもありなんだなあ」と感心していたのだが……正直、この超(スーパー)落語を読んで、あのときの演目はもう本当に屁の屁の屁みたいな軽~い緩~いぬる~いソフト~なアレンジだったのだとわかって衝撃を受けた。
もし本書にあるような全力のネタを最初に聞いていたら、私は眉をひそめていたかもしれない。果たして笑ってよいのか迷って苦笑いしかできなかったかもしれない。それくらいハードで刺激的だ。でも、昔の人たちの落語の楽しみ方ってこうだったんじゃない?って言われると、そうかもなあ、って妙に納得できたりもして。
古典を知っている人にも、知らない人にも新鮮で、思わず唸らされるような超落語をこれからも期待してます! -
過激な大衆芸能としての落語を追及する手段として古典を現代に改作する談笑。ブラックでエロで過激、でもハマる聴き手にはハマるらしい。自分は……何気に、ハマる方らしい(汗)。
CDは全作品聴いているけど、まだ物足りないということでテキスト入手。堪能(国立劇場のTBS落語研究会とか、柳亭市馬の独演会に通う合間に、この本を読んでいる自分って一体……^_^;)。
ここまで来たら、後はライブに行くしかないですね(爆)。 -
これは面白い。
読まなきゃわからない。
もっと言うと聴かなきゃわからない。
聴け。 -
談笑落語をご存知ないかたは、まずは「イラサリマケー」で、え、こんなことを書いていいのか。ついで「金明竹」を、え、なにこれ、日本語じゃないよね。