- Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757213104
作品紹介・あらすじ
少女まんがから生まれたスイーツレシピ。珠玉コミックやまだないと『Rサン』ほか、萩尾望都、羽海野チカ、くらもちふさこ、よしながふみの超豪華対談を収録。
感想・レビュー・書評
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少女マンガにおける食べ物・食事シーンの役割について。
この中で読んだことがあるのは「ハチクロ」と「のだめ」だけだったけど、
単なる再現レシピ集だと思っていたので予想外におもしろかった。
食べ物をかわいいと思うのは女子ならでは感覚ってなるほどなぁ。
表紙に描かれてるアイテムとか色使いとか、
やっぱり羽海野先生の「かわいい」の感覚ってすごい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
細部までかわいい1冊!
少女漫画を中心に、お菓子や食べ物の出てくる部分に視点を絞って解説し、さらにはその漫画をイメージしてお菓子を作っちゃった!という…どこを見ても、著者の食べ物と漫画への情熱というか執着が見受けられる本です。柱には著者の他の作品について関連漫画等を、ページ下にはその漫画での印象的なフードエピソードをと、細かいとこまでびっちりと手の入った作り。
羽海野チカ、くらもちふさこ、萩尾望都、よしながふみなど豪華な顔ぶれとの対談も。
「女の子は可愛くて美味しいものが大好き!」
という本に見えますが、それだけではありませんで。
少女漫画が関係性を描く漫画だという前提で、演出にどう食べ物を取り入れるかという目線で読み解く。気を許した人との食事はとても美味しく感じるし、気持ちが落ち込んでいるときは何を食べても美味しくない。と同時に、好きな食べ物がきっかけで簡単に浮上しちゃうときもある。そんなエピソードを入れるだけで、読者に親近感を与えたり、リアルに感じさせたりできる。
食べるってことがいかに私たちの生活の欠かせない一部なのかがわかる。おいしかろうがまずかろうが、人は食べなきゃ生きていけないからね。いろんな意味で勉強になりました。
(20090406)旧ブログより転載 -
漫画には必ず食べ物が登場し、私たちもいつの間にか、おなかをすかせてしまう。そんな漫画に出てくるお菓子の作り方を紹介している。お菓子の作り方と作品を同時に知ることができ、新しい発見ができる。さらに作者との対談から作品と食べ物の深いかかわりを知り、感じることができる…。
(にゅん) -
コメント
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かわいいです。
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お菓子を作れる人ならもっと楽しめる本だろうな〜。
私はひたすら食べたくなりました。
もちろんそのマンガたちも読みたくなった。 -
書名から「漫画に登場した食べ物を再現」した本なのかと思いました。が、実際載っているのは お菓子の料理研究家である著者が「少女マンガに想を得て創作したお菓子」とそのレシピ。うむむ、美味しそうだけど私には作れそうもない、これは目の保養だわ(笑)
少女マンガを「フード」という視点から読み解く、なかなかに興味深い試み。萩尾望都、よしながふみ、といった漫画家さんとの対談もあって面白かった。
未読の漫画がたくさんあって、こんな紹介をされると、全部読みたくなってしまう。困った。 -
帯文:”パンがなければ お菓子を作ればいいじゃない?”
目次:『はちみつとクローバー』羽海野チカ はぐちゃん☆コロボックル飴、『のだめカンタービレ』二ノ宮知子 ぎゃ棒、『笑う大天使』川原泉 まるくてしろい,もぎゅもぎゅ、『D班レポート』坂田靖子 実験室のイングリッシュマフィンもどき、…他 -
すばらしい!すばらしい!すばらしいわ!特に川原泉さんのもぎゅもぎゅ。そう、あれは片栗粉!そして高野文子さん棒がいっぽんは、まさかのあの棒か!