ユゴーの不思議な発明
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みんなの感想・レビュー・書評
500ページを超える厚さにも関わらず、90分一気読み。映画のワンシーンのような豊富なイラスト、からくり人形をめぐる謎、ドキドキの展開、映画へのオマージュ、そして素敵なラスト。こんなに満足感のある本に出会ったことはないです。図書館で借りて読んだけど、本として手元においておきたいから買います!
メリエス、リュミエール、ロイド…なんて出てくるあたり、大人の方がこの物語を楽しめそう。大学時代の映画史の授業が役に立ちました。
先だって公開された映画「ヒューゴの不思議な発明」の原作本。
映画を観てから読むことになったこの作品だが、それにもかかわらず
すばらしい感動を覚えた。
原作付きの映画は数多くあるが、この作品ほど両者がともにすばらしい
作品はないのではないだろうか。
それぞれ多少の違いはあるし、決して全く同じものではないのだが
それぞれにそれぞれの足りないところを補い合う感じで、映画を観たら
原作が読みたくなり、原作を読むとまた映画が観たくなるという、
本当に理想的な映画化作品となっていると思う。
ラストのオチと画風のギャップがちょっと気にはなったが(笑)、
映画が好きだという人には映画観賞も合わせて是非読んで欲しい
作品である。
図書館で予約していたが、やっと回って来た。かなり人気の本だ。物語は見開きの画像で進めていく。クロッキーと言うのか、黒の線画で描かれていく。たまにテキストだけのページが挟まり、物語を補強する。草創期の映画のシーンも見せてくれる。映画の絵コンテの様でもある。 映画ではヒューゴが何を発明したのか分からなかった。見逃したのかなあ。この本を読んで最後にすっかり分かった。この本を発明したとは、うまい。星五つ。... 続きを読む »
158枚にものぼる鉛筆画の間に文章が挟まれている、大変美しく厚い本。文章だけ読んでも素敵なお話だが、絵が情景や心情を豊かに物語り、まるでモノクロのサイレント映画を観ているよう。スコセッシ監督の映画『ヒューゴの不思議な発明』の原作。先に映画を観たときタイトルと全く違う内容なのに驚いたが、原作を読んでみてやっとタイトルの意味がわかった。
子供の心理描写が秀逸。絵とかモノとしての本そのものもよかったし登場人物ひとりひとりもキャラがたってておもしろかった。
映画化すると聞いて手に取ってみました。
まずパラ見して驚いたのが挿絵の量。多いです!分厚くてずっしり。
読破する時間が約2時間、丁度映画1本分位というのがコンセプトらしく、モノクロのフィルムが回っているような感覚で読めました。
話の中でチャップリンに触れられていたのが嬉しかった。
からくり人形を巡る謎はワクワクしましたが、展開自体は平坦に思えました。
主役の名前が映画ではユゴー→ヒューゴに変わってるのは、名前が英語読みになっているんでしょうか?
原著はフランス圏、映画制作はアメリカのようです。
とても不思議な本でした。
それは確実に本を読んでいる感覚ではなく。
映画を見ているような、そんな錯覚に陥る本です。
挿絵は、繊細なタッチで、たぶん鉛筆で描かれていると思うのですが…
世界感を増してくれます。
是非、読んで頂きたい!
ヒストリーとファンタジーが融合したカンジ。大量に収められたイラストが独特な雰囲気を醸し出してる。映画とマジックとからくり、不思議を生み出すものってやっぱり交わるところがあったんだな。
<pre><b>30年代のパリ、秘密の部屋、壊れたからくり人形、不思議な
少女、過去を捨てた老人…すべての秘密が、ひとつの夢へとつ
ながっていく−。映画へのオマージュが溢れだす、ビジュアル
・ファンタジー。</b>(TRC MARCより)
資料番号:011021649
請求記号:933.7/セ
形態:図書
</pre>
素晴らしい。絵がなかなかサイケデリックで良し。話に現実的な要素が多くあって良し。終わり方も好み。
「絵コンテ」風のイラストの合間に文章が添付されているといった感じのまったく新しいタイプの小説であるが、大の大人でもぐいぐいと引き込まれていってしまう。多少なりとも冗漫な箇所もないことはないが、約1.5〜2.0時間の映画の上映時間にあわせたように読み終わってしまう。「絵コンテ・イラスト」の次のページをめくる度にどきどきし、前半の最後には誰もが思わず「・・・・」と絶句するはず。
マーティン・スコセッシ監督による映画化が決定したそうだが、このイラストと実写をあわせたものになるのだらうか、今からとても楽しみである。
絵本のような、劇画のような、そのどれでもないような、ふしぎな本。よくできたお話。映画化されるらしいけれど、映画化したらふつうになっちゃわないかな? 分厚い単行本なのに字があんまりなくて、つぎつぎにページをめくってゆくと絵が物語を語る……というその形自体が新しいのだという気がする。

映画を観るように頁をめくった





