藤田田 ―金儲けのプロの教え (ビジネスの巨人シリーズ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757214873

感想・レビュー・書評

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  • 著作ではなく編集されたものなので、客観的に藤田田の考え方がわかる。

    若い人向けなのか、わかりやすい表現で簡素にまとめてあるので、とても読みやすかった。

  • 「…決算期のボーナスを配偶者の口座に振り込むなどといったこともやっている。」とか書いてあるけど、どういうこと?
    1.著者の事実誤認
    2.労基法無視してやってた
    3.賃金じゃない名目で配偶者に払っていた

  • あなたはマクド(マクドナルド)よりも
    美味しいハンバーガーを作ることが出来るだろうか?
    多分YESという人がいると思う。
    でもマクドのビジネスに対抗できるお店を作れるか?と聞くと
    多分限りなく不可能に近いだろう。

    猫町倶楽部の某先輩が「ユダヤの商法」という本の
    レビューを書かれていて、読んで見たいと思い、
    図書館を探したけれど見当たらず、仕方なく本書を手に取った。

    恥ずかしながら、僕は藤田田(でんと読みます)氏の事を全く知らなかった。
    しかし、日本マクドナルドを作った人と知り、大変驚いた。
    そして多くの経営者、ソフトバンクの孫さんや柳井さんまでも
    影響を受けていると知って本当に自分の無知に恥ずかしくなる。

    本書のユダヤの商法(本書の2ページだけ)を読んで、
    やはりユダヤ人は商売の才能があると改めて思った。
    特に女と口を商品にするというのはなるほどなと思う。
    一家の家庭で財布を握るのは奥方だ(大部分の家では)。
    そして、口というのは食べ物など口を通過するものというもの。
    食べ物は生きるうえで必ず必要だからね。

    ハンバーガーという商品を国民食にまでのし上げた藤田氏の手腕は
    本当にすごい。また格段美味しいとも思わないハンバーガー店を(ファンには失礼)
    全国に広め今や老若男女を魅了するファーストフード店を作ったこともすごい。

    僕は実は今ある食べ物を日本に広めたいと思っている。
    それは日本に知られているけれども、
    ファーストフード店にまでなっていない。
    なぜファーストフード店にならないのか、
    よくわからないけれども、仮想マクドを敵として、
    あのハンバーガーよりもこっちと言わせられる
    何かをどうやって作ればいいのかと考えることがある。
    もう美味しさとかの次元ではないんだろうな、多分。
    消費者の財布をこちらにどう向けられるかを考える必要がある。

    まあこうやって独りで考えているとタダで思考力が付くんじゃないかと
    思っているので、暇さえあれば少し考えているんだけどな。
    もしマクドナルドのビジネスモデルを研究する会(仮称)を作り
    マクドを超える外食産業を興してみたいと思っている方がいれば、
    ぜひ一緒に勉強しませんか?
    マクドのレストランでハンバーガーを食べながら勉強会なんてどうでしょう(笑)

  • 日本マクドナルド創業者である藤田田個人にフォーカスをあてた名著。
    表紙に永久保存版と記載がある通り、次世代に残したい一冊です。

    外食産業の歴史について学ぼうとすると、必ず最初に登場する日本マクドナルド。

    そういう意味で何冊もこれまで関連した書籍に目を通してきたが、本著は、藤田田個人にフォーカスが
    あたっているという点が極めて興味深い一冊です。

    日本マクドナルドにおける外食業界全体への功績はもちろん、藤田田が藤田商会として同じく立ち上げた日本トイザらス、
    日本ブロックマスターの事業立ち上げの功績にも触れている。

    基礎となるのは、ユダヤ商法を学び、「勝てば官軍」という精神で世間でのバッシングにも耐えながら、
    設立10年で日本でナンバーワンの外食企業を育て上げた日本マクドナルドの藤田田が語られているが、
    軸が藤田田にあることで、日本マクドナルド創業から現在に至るまでという縦軸だけでなく、
    藤田田の当時のビジョンやつながりといった横軸でも藤田田を知る事ができるという点で貴重な一冊です。

    日本ブロックマスターというレンタルビデオチェーンを立ち上げたものの大きな類損を抱え、
    志半ばでゲオに売却した資金を、そのままゲオに投資し事業の支援者になったという話は、単純にビジネスという観点で
    事業を立ち上げていたのではなく、文化を創るという信念を持っていた藤田田の人となりをしるエピソードとして
    とても興味深かったです。

    藤田田関連の書籍では、比較的出版年次が新しいこともあり、現代のビジネスマンにとっても
    実践的に活かせる考え方が紹介されています。

  • 日本マクドナルドのブランドを確立するための、藤田氏なりの独自の考え方が研究されている。ユダヤの教えから始まる3つのコアな考え方、それにより派生された12のビジネス哲学が記されており、日本人のポテンショナルな考え方とはかけ離れた思想が書かれてある1冊である。

  • ユニクロの柳井社長
    ソフトバンクの孫正義社長に
    大きく影響を与えた藤田田の
    信義はやはり
    人を大切にすること
    社会貢献のための金儲け


    超スビード主義
    文化を作る、文化を売る
    成功した瞬間から失敗の原因を探る
    失敗には必ず兆候がある

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