アメリカの高校生が読んでいる資産運用の教科書

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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757215504

作品紹介・あらすじ

アメリカでは、高校生からお金の増やし方と守り方を学ぶ。毎日の生活にそのまま使える家計の経済学を学ぼう。

感想・レビュー・書評

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  • お金の整理を始めた中で、友人におすすめされた本。
    中古でしか売っていなかったので廃盤なのかな?

    この本はNCEE(アメリカ経済教育協議会)出版の本に準拠しており、そのNCEEは幼稚園児から高校生までを対象に経済リテラシーを高めることを目的に1949年設立された非営利組織とのこと。
    そんなにも前からパーソナルファイナンスリテラシーの重要性に焦点を当てていたとは…

    日本は金融リテラシーが低いとよく言われるが、子ども時代にそれらを学ぶ機会がないことが大きな要因なのだろうなと感じた。

    ひとつひとつの用語は日本の高校生でも知ってるものも多いと思うが、ただ用語を覚えて◯×をつけてもらっているだけであり、それらが1人の人間の生活にどう直結するのかを考えさせる機会がまるでない。

    職業を選択するにあたっても、
    ・賃金は自分のスキルの価格であること
    ・派遣社員と正社員がどう違ってくるのか
    ・自分の人的資本(身体的能力、知的能力、創造的能力)はなにか
    これらを理解し考えるべきであることを、日本の高校生も学ぶ機会があるべきだと思う。

    生きていくためにはなくてはならないお金について子どもたちに学んでもらうためにはどうすればいいのか、また違う本で勉強しなければと思いました。


  • 東2法経図・6F開架:591A/Y42a//K

  • 規則正しい貯蓄の習慣と複利のマジックが億万長者を作るのです。

  • 分かりやすく良かった、時間が経っているのでぜひ改訂版を出してほしいところ。

  • 2019年7月7日読了。

  • 短い章構成で読み易い。若い時に実践的なことを学べるのは良いと感じた。
    気になった言葉を以下に記す。
    *まずは自分に投資せよ。
    *投資の3つのルール
    早くはじめること。
    お金は預けたままにすること。
    多角化、分散化すること。

  • <正しい預金術>
    規則正しい貯蓄の習慣を!複利のマジックが億万長者を作る

    <かしこい運用術>
    ・72の法則
    ⇒72を金利で割ると元金が2倍になるまでの年数が見える

    ・114の法則
    ⇒114を金利で割ると元金が3倍になるまでの年数が見える

    ・144の法則
    ⇒144を金利で割ると元金が4倍になるまでの年数が見える

    時間がたてば立つほど複利が適用されお金の額も増えてくる

    <複式簿記のコツ>
    バランスシートを記載する

    日々の生活のお金をクレジットカードなどで支払うことをしない

    ■お金を稼ぐ正しい方法

  • ●単純な資産運用の方法論としてだけでなく、投資に対する考え方の指南書としてわかりやすい。

  • 日本向けに内容の編集あり

  • 資産運用に関する本は、探すところからして手強い。なぜならば、我々にとって身近でありながら複雑怪奇なサービスであり、業者が専門性を逆手にとり損しやすいものを売りつけるリスクがあると、誰もが感じているからだ。当然、本も啓蒙するにはもってこいなので、評価が高いものを慎重に選んだのだが「教科書」というワードの安心感、だけでなく、ワールドリスクピラミッドにあるようなサービスの比較は、ほかのいくつかの本にも共通するもので、政治経済の知識を補強するものとしても非常にいい。知ってそうだけど説明できない言葉を、再び読み込みたい。つまり手元にほしい。

  • 114の法則。3倍までの式
    経済学 社会を家計、企業、金融、政府、外国の5つに分ける。企業は利潤の最大化が目的、家計は幸福の最大化が目的

  • べんきょ。べんきょ。

  • 金融と経済の入門書です。
    「資産運用で儲けよう」という考え方ではなく、「お金に対する正しい認識を持とう」というスタンスで書かれています。
    そのため、高校生にはもちろんのこと、金融や経済のことをまったく知らずに就職してしまった社会人にもおすすめです。
    説明はとても丁寧(しつこい?)で、非常にわかりやすい。
    アメリカの高校生が読んでいる〜というタイトルですが、ちゃんと日本向けに編集されてるので安心です。

    内容についての参考までに。
    以下に1つでも該当する人は、読んだほうがいいと思います。

    ・日本銀行がお札の発行以外に何をしてるか、わかっていない人
    ・クレジット会社や消費者金融の利息が高い理由を説明できない人
    ・そもそもクレジットや消費者金融って何なのかわかんない人
    ・インフレとデフレについてよくわからない人
    ・サブプライムローン問題についてまったく知らない人
    ・預貯金は余ったお金でするものという認識を持っている人
    ・借金はどんな場合でも許されないという認識を持っている人

    その他、円高や円安の仕組み、保険などについても書かれています。

  • アメリカの~と書いてあるが、特別な話があるわけではなく、基本的な知識が多く書いてあった。既に勉強されている方は特に目新しいことはないので、わざわざ読む必要は無いように思われる。2歳の我が子がいつか読むように本棚には置いておきます。

  • 資産運用に関して基本的な部分を扱っているので、入門書として良いのかも。枝葉を切り落とし、より分かり易く説明しようとすることで、少し言い過ぎな部分も感じるが、それでも手っ取り早く資産運用に関して知識を入れるには良いと思う。言葉の説明に関して少し分かりづらく感じるかもしれないが、慣れの部分が多いような気もするので、此処から数冊さらに踏み込んだ本を読んでいけばいいんじゃないかと思う。

  • 一応もう少し目を通そうと思って「資産運用」も。「会計」「経済」と読んで、3冊目。
    流石にこれだけ似た領域の同一シリーズを読むと重複する文が多くなる。

    「経済」と同じく、分り易いという点について異論は無いが、これでなければいけない理由は特に見付からなかった。
    「資産運用」とどう違うのか分からない「投資」までは読んでみるつもりである。

  • お金や資産運用についての基礎がよくわかった。アメリカでは子供の時期からお金について学ぶ習慣があるんだと勉強になった。
    とても勉強になりました。
    ありがとうございました。

  • 高校生が読む教科書と銘打つだけあって広く浅く資産運用について説明してある。内容はとても分かりやすい。資産運用の具体的な方法が書いてあるわけではないのでそういうのを知りたい人は注意。

  • ☆$$あんまり面白くなかった。$$予想と異なり、幅広い金融知識の解説だった。$$そもそも高校生にそんな突っ込んだ内容は無いか。

  • 優先すべきもの=便益−費用

    人的資本:体力、知力、想像力

  • ほんとに教科書。5-6年前に読んどけば良かったかも。

  • パーソナルファイナンスの基本をわかりやすく説明してくれていた。内容的には新しいものは特になかったが、これまで資産運用に関して身につけてきたものを復習するのにちょうどよかった。

  • 基本が分かりやすく書かれている。社会人一年目に読みたかったなぁ

  • 家庭経営の一つとして、お金のことを教えるって何を学べば有効なんだろう…?って思って購入。

    今読むと、書いてあることはわかるけど、購入した当時は2008年2009年イマイチわかっていなかった。セミナー参加して投資信託をやってみよう~って思った頃。ドル建ての保険に入ったのも、とにかく自分でやってみないとわからない…ってこの頃。

    アメリカの高校生の教科書シリーズをまとめて買ってみたけど、イマイチわからないなぁ…というのと、本当にこんなに習っているの?って疑問でした。

    今読んでもいえることは、読みにくい。この受験参考書みたいな書き方のテキストはアメリカの教科書を元にしているのかもしれないけど、『Financial Fitness for Life』を見てみたい。こんなに口説く感じなのかなぁ…と疑問。

  • アメリカの高校生シリーズの一冊。
    やはり初心者にもわかりやすいように資産運用について述べてあり、好印象を受けました^^
    経済初心者の方も大丈夫です。むしろ初心者の方に読んでほしい一冊です。

  • 私は資産運用・経済についての知識がとんとなかったので、初心者の導入にはおすすめ。
    内容は高校の受験勉強本をほうふつとさせる、重要なところはゴシック赤字タイプ。懐かしくなりました。

  • 資産運用に関して、分かりやすく書かれていました。
    アメリカのサプライズローンのからくりも本書を読んで
    さらになるほど、と。

  • 本書はタイトル通り、高校生ぐらいの子どもたちにわかりやすく資産の管理法、運用法を教示するもので、アメリカで経済・金融教育を推進している団体が行う教育内容を日本向けにアレンジして設えられている。

    資産運用で儲けようというスタンスではなく、運用の目標を「インフレ率を上回ること」において金融商品の選び方を示す、パーソナルファイナンス教育としては大変バランスの良い立場をとっており、共感できる。

    さまざまな金融商品が取り上げられ、主なものについてはそれらの意義をやさしく解説しているのだが、少々複雑な商品についての言及もあり、必要性に疑問を感じる部分も散見された。

    金融商品についての知識のない人々に、最低限「投資でだまされないため」の知識や考え方を身につけてもらうためには非常に有用な本であるといえる。

  • 資産運用の教科書と書かれているが・・・
    具体的な資産運用の話は一切ない

    資産の管理の仕方に関して書かれている
    バランスシートの考えは、凄く納得できる


    それ以外の内容は、「経済の教科書」などにも書かれていて
    既に読んだことのある人にとっては、読みごたえはないと感じた

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著者プロフィール

早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授1948年、東京生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科博士課程中退。学術博士(早稲田大学)。専門は、アジア太平洋地域の国際交流論、経済学教育論。主な著書に『アメリカの高校生が読んでいる資産運用の教科書』『ガブッ!とわかる世界一やさしい行動経済学の教室』(小社)などがある。

「2013年 『アメリカの高校生が読んでいる経済の教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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