- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757216150
作品紹介・あらすじ
今すぐ実践できる起業と会社経営の基礎知識。「成功するビジネスの秘訣」をわかりやすく解説。
感想・レビュー・書評
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内容としては基本に忠実。ただし、連合東インド会社の経緯や、限界概念などはハッとさせられる。女子高生がお好み焼き屋を起業するという設定もとてもわかりやすい。人に大いに勧めたくなる本。
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自分でマネーリテラシーはそこそこある方だと思っている。それは簿記の資格取る勉強だったり、2回転職したり、父の死去に伴う相続があったりと、きっかけは最近のことでした。ということは、つい5年くらい前までほぼゼロだったわけですね。
この本読んで、新しいことはあんまりなかったんだけど、これをアメリカの高校生が理解している(どれくらいの人なのかはわからん)とは恐ろしい。
社会の構造や社会のお金の流れを、人生の選択(大学受験や就職)の前に理解しておくと、より良い選択ができるんじゃないかなと思いました。 -
現代の経済学入門書を見直すシリーズを開始して三冊目。
「起業の為の教科書」とありますが、「こうやれば起業できますよ」というノウハウ本ではなく、ミクロ経済学の入門書です。
そして、読んだ中では一番理解しやすく、まっとうな「ミクロ経済学の入門書」になっています。
ミクロ経済学は自分の日常と密接に関連してくる為にイメージのしやすい経済学の分野ですが、限界分析の説明が大抵どれも分かりにくく、そこで面倒になる人が多いのです。
今まで読んだ中では一番限界分析の説明が丁寧で分かりやすい。
「アメリカの高校生が学ぶ経済学」のシリーズは数冊出ていますが、税法、商慣習がアメリカそのもので、日本人に理解しにくい部分もありました。
本書は事例を日本向けにローカライズしており、「女子高生がお好み焼き屋さんとして起業する」事例になっています(笑)
とはいえ、経営の様々な要素、生産管理、人材管理、ファイナンス、金融、分析、キャッシュフロー、財務諸表をバランス良く解説しており、少なくとも商業、起業全般で、どういう知識が必要とされるのか、の見事なインデックスになっています。
中途半端に深入りせず、うまくまとめているのが本書の特徴でしょうね。
(財務諸表はものすごくライトな内容ですがw)
起業する人や、個人事業主の人だけでなく、会社勤めだけど経済・経営の知識がない、という方には最適かもしれません。(池上さんの本でも、ミクロ経済入門の本は多いのですが、僕はこちらをオススメします。 -
やさしい経済学の本。起業に必要な知識に絞ってわかりやすく解説してくれる。ちょっと古いので、これに行動経済学の初歩が記載されれば完璧と思う。
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本書は、アメリカ経済教育協議会(CEE)による学生向け経済教育の指導要領『Voluntary National Content Standards in Economics』を日本人向けにわかりやすくアレンジしたものだそうです。
株式会社の歴史や経済用語がわかりやすく説明してありました。
大切なところは繰り返し、記述されています。
かなり真面目な教科書だと思います。
企業の論理が学べます。 -
企業経営に必要となる知識というかキーワードを解説した内容といった感じでしょうか。タイトルに「アメリカの高校生」とあるので、高校生か大学生向けには良い内容かもしれません。
客の欲しがるものを商品とする
世の中の不便に目を向ける
流動資産>流動負債が良い
自己資本>負債が良い
限界利益について
この辺の内容を知らない人は読む価値あるかと思います。実際経営を始めた人や社会人の方はこれを入門としてもっと高度な本に当たるべきだと思います。入門編であり、実践編ではないので。 -
逗子図書館
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まさに教科書。
大学生の女の子の起業の夢を実現させるまでを例題にしてわかりやすくしている。
起業というのはなにか。
起業のリスクもあるが、それを理解することでリスクよりも、メリットが大きくなる。
けして博打ではないことが、理論的に書かれている。
勉強のし始めには、うってつけだろう。