味写入門(あじしゃにゅうもん)

著者 :
  • アスペクト
4.06
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本棚登録 : 433
感想 : 85
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757217706

感想・レビュー・書評

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  • おもしろかった。

  • こちらは糸井重里さん率いる「ほぼ日イトイ新聞」の人気連載が本になったもので、オビにも書いてあるとおり”プロには無理”な味のある写真がたくさん掲載されてある一冊です。
    ピントが合ってなかったり、露出も明らかに暗すぎたり明るすぎたり、一見「うまくはない」ものも、よくよく見てみれば絶妙でとんでもなくすばらしい写真が世の中にはたくさんあることをこの本が証明しているような気がします。

    写真でも絵でも歌でも、何でもそうですが、自分が失敗だと思っていても人によってはそれが最高にいい!という人もいるかもしれないし、視点や考え方を変えるだけで見え方が全然ちがってくるものがたくさんあって…ってなんかあれ、まさかこんな深い話になっていくとは、いやはや、もう深いことには最高級に深いわけですが、深いが一周してもう声を出して笑えずにはいられない味写がてんこ盛りです。

    生まれたばかりの赤ん坊を高い高ぁ~いしようとしたら赤ちゃんがぶれまくって超高速で動いてるみたいに見える写真だったり、日本の奥ゆかしき庭園の前で写真を撮ろうとしたら被写体のおじいちゃんのつややかな頭しか写っていなかったりなど、もうすでに写真そのものが面白いものから、一見ただの写真が著者である天久さんのセンス抜群観察コメントによって大いに価値を見い出し爆笑写真に生まれ変わっているものまで、全て読み終わったころにはなんかほっこりする一冊です。
    つらいときに読めば、「なんだ、クヨクヨしなくていいじゃないかよう!」と少し元気になるかもしれません。わたしのお気に入り味写は94、97、101ページです。是非手に取って読んでみてください。あ、自分で妄想しながらコメントつけるのもおもしろいかもしれないです。

  • インフルエンザ中に。治りが遅いけど笑えました。

  • 本屋さんで開いたら最後。笑いがこらえきれずにレジに直行しました。とっても元気になれる一冊!

  • 本屋で衝動買い。さすが天久聖一!最高に笑わせてもらいました。写真もいいんだが、キャプション的な文章がまたたまらん。

  • いわゆる失敗写真も、よく見ると味わい深い。げらげら笑いながら読みました。

  • おもろすぐる。

  • 元気のない時に見たら笑う。
    元気な時に見たら腹筋崩壊する。
    どっちにしろ笑うなと云う方がおかしい。

  • 昔の写真の中には、そういやこ~ゆ~変な撮れ方しちゃったモノが一枚や二枚あったよね…。
    珍しく立読みで笑いが堪えられなくなり、慌てて購入しましたよ

  • ほのぼのわらける。

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著者プロフィール

68年生まれ。香川県出身。89年、マンガ家としてデビュー。以後、アニメーション制作、舞台脚本演出、小説執筆など、マンガ以外の分野で活躍。『バカドリル』シリーズ(タナカカツキ氏共著・扶桑社)『味写入門』『味写道』『こどもの発想。』(アスペクト)『少し不思議。』(文藝春秋)『ノベライズ・テレビジョン』」(河出書房新社)『書き出し小説』(新潮社)など、著書多数。

「2015年 『大爆笑!こどもの発想。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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