ユゴーの不思議な発明(文庫) (アスペクト文庫)

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制作 : 金原 瑞人 
  • アスペクト (2012年1月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757220195

ユゴーの不思議な発明(文庫) (アスペクト文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 何気なく手に取った一冊が、一生の宝物になりそうな予感。買ってすぐにページを開くと、気づけば一気に読み終えていた。映画好きには特にたまらない作品。現実の歴史と創作部分が丹念に絡み合わされていて、どこまでが現実なのかよく分からなくなる。でも、それを検証するのは不粋かなと思わされる完成度。

    本屋で手にとった、分厚い文庫本。パラパラとめくってまず驚いたのは、挿し絵の多さ。でも、実際は挿し絵なんかじゃなくて、絵そのものが物語を綴っている。むしろ、文章の方が補助的な印象。

    鉛筆の濃淡だけで描かれるモノクロームの世界は、私にはとても魅力的に映った。あたかも映画の1コマ1コマのよう。と同時に、これに命を吹き込みたいと思ったスコセッシ監督の思いもよく分かる。

    たくさんの鉛筆画、ペン画、そして映画のスチール。ページをめくるたびにワクワクして、物語の展開に固唾をのむ。一つ一つのピースが繋がっていくカタルシス。全篇を通して感じられる、映画への深い敬意と愛情。

    そして、ラストの一章が実に憎い!

    誰でも楽しめる作品だと思うけれど、映画ファンなら読まなきゃもったいない。

    映画版も評判が良いようなので、必ず観に行きたいな。きっと別ものだろうけど、新しい魅力を見せてくれそうな予感がする。

    本作の中の少女の言葉にとても共感したのだ。これに近い感覚かも。

    「映画が好き。でも、同じくらい写真も好きだなと思うときがあるの。写真だと、自分だけの物語をつくれるでしょ。」

  •  絵と文章で読んでいく構成が面白かったです。単なる「挿し絵」ではないので、絵もきちんと「読」まないと、お話が読めない。

  • モノクロ映画を観ているような、不思議な魅力の本。
    ぐいぐい引き込まれるようなイラストと、重厚感のある装丁が物語を引き立ててくれています。
    少し残念だったのは、見開きのイラストの中心部がノドにかかってしまっていて見にくかったこと。
    でもこの作品を文庫サイズで作ってくださった出版社の方に感謝。

  • ねじまき世界のことを考えてたら
    誘われるように手にした本。

    映画『ヒューゴの不思議な発明』 の
    原作だとは知らずに読みました。

    きっと
    無意識に情報を探していて
    表紙に描かれたハートの鍵のイラスト
    に反応したのかもしれないです。

    時計職人の家に生まれた少年ユゴー

    "からくり男"をめぐる不思議な物語。

    この物語が傑作かどうかはわからない
    のだけど(*゚ー゚)ゞ

    とまれ

    からくり男、時計師の血、マジック、
    魔術的映画etc...

    今探していた物語だと思った!!

    これは
    覚めて見る夢の世界のお話かな?

    あるいは

    覚めても醒めない夢のお話だ♥

  • 映画が気になって読んだけど、大量のイラストにビックリ。でも文章と相乗効果が出ていて、イメージの広がりとストーリーの緊張感がすごく感じられる本だったー。厚さはあるけど、短い話なので、すぐ読めます。

  • 絵が怖っ・・・。
    タイトルと映画の予告をCMで見て、雰囲気に惹かれ購入。
    さすが洋書というか外国の作品だけあって、ムードがもう最早海外のそれ。訳本の雰囲気は基本的に好みなのだけど、今回は肌に合わなかったなぁ・・・。物語が何を言っているのか、ユゴーが何をしたいのかもやもやしたまま終わった感じ。

    好きな場面は一番最後のページと、p395のパパ・ジョルジュの言葉かなー。あれは夢あるね、ぐっとくるね。

    ---------------------------
    舞台は1930年代のパリ。主人公はパリ駅の秘密の部屋に隠れ住む12歳の孤児ユゴー。彼は父が遺したからくり人形に隠された秘密を探っていくうちに、不思議な少女イザベラに出会う。からくり人形には二人の運命をも変えていく秘密が隠されていたのだ。・・・からくり人形のぜんまいが動き始めるとき、眠っていた物語が動き出す!(紹介文参照)

  • 絵本です。映画を先に見た方は、是非おすすめしたい一冊。
    映画では「ヒューゴは何も発明していない」と、突っ込みを入れている方が多いようですが、この原作の中では「不思議な発明」が何なのかが明かされています。

    blog上での感想はこちらに記述。
    http://fade-in.air-nifty.com/radio_and_pc/2012/03/post-0996.html

  • 映画も良かったけど、本も最高だった。

  • いやー面白かったー!
    一気に読んでしまいました。
    内容もだけど 絵がいいですね。文庫サイズだとちいさいので原作本も買っちゃいました♪

  • 映画を観た後に読む。
    絵が素晴らしい。
    絵だけでも充分満足出来る。
    そして絵と文章のバランスが見事で、ページを繰る毎にドキドキ感が広がって本当に面白かった。
    この作品を読むと、映画版は非常に忠実に作られていたのだなと感心した。

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ユゴーの不思議な発明(文庫) (アスペクト文庫)の作品紹介

舞台は1930年代のパリ。主人公はパリ駅の秘密の部屋に隠れ住む12歳の孤児ユゴー。彼は、父が遺したからくり人形に隠された秘密を探っていくうちに、不思議な少女イザベラに出会う。からくり人形には二人の運命をも変えていく秘密が隠されていたのだ。…からくり人形のぜんまいが動き始めるとき、眠っていた物語が動き出す。

ユゴーの不思議な発明(文庫) (アスペクト文庫)のハードカバー

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