すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、〈三人称〉で考える。

著者 :
  • アスペクト
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757220935

感想・レビュー・書評

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  • 組織が正常に機能しているならば、
    自分よりも上の役職者の視点で物事を
    考えれるようになった人から出世していく。

       一人称 = 主観 ≒ 感情的
    二~多人称 = 客観 ≒ 論理的

    人称を上げる思考 = 視点を高くする + 時間軸を長くする

    人を教育するというのは、
    主観や感情をコントロールして
    一人称視点から二人称視点へ移行させる事。

    頭を使って考えるというのは、人称を上げるという事。

    自分自身をも客観視(メタ認知)するというのは、
    仏教の教えにも繋がってくる。

  • 読んでみてなるほどと思わされた本でした。よく他人やお客様の気持ちを考えて行動しなさいと言われていましすので、自分のことしか考えていない一人称の考え方が論外なのは理解していました。

    ただ、お客様の事を考えて行動する二人称の考え方が悪いとの認識はあまりなかったのですが、医療現場で患者の命を救いたいと考える医師の思いと、そうでは経営は成り立たないと分かっているので、冷徹な経営陣の構造の話が書かれていましたので理解は出来ました。

    これは二人称の考えがよくないというのではなく、リーダーとして組織を運営していくには少なくとも三人称以上の視点は必要だとのことだと思いましたです。おそらく拘り派の職人や芸術家の人は二人称で視点が多い事だと思いますが、その視点でしか物事を出来ないのであれば、三人称・四人称の視点が必要な、独立し経営者としてなる事は避けた方が良いとのことなのかもしれません。

    いずれにしても自分を成長させるのであれば、ひとつ上の認証を持てばいいという事はよく理解できました。

  • コレは目からうろこの書籍でした。俯瞰で見る経営というイメージを人称で示す事でとてもスッキリ理解できました。

  • 一人称、二人称という考え方があるのはご存知ですよね。

    wikipediaでは 話し手という役割を一人称(いちにんしょう、first person)、聞き手という役割を二人称(ににんしょう、second person)、それ以外を三人称(さんにんしょう、third person)という。 と記されています。

    物事を考えるときに実はこの人称を変えて考えることで
    これまで見えなかった新しい気づきがあり
    それが成功にも繋がるということを勉強させて頂きました。

    すごく当たり前のようで意外と気づかない重要なことですね。

  • 客観の視線を人称であらわすことでわかりやすい。

    苫米地氏の言う抽象化と人称をあげることとが同じように感じる。

  • 石原明先生の新作で、人称という概念が面白かった。
    タイトルである3人称を意識するまえに自分は2人称すらキッチリ出来ていないと思いブルーになった。
    3人称を意識しながら、まずは2人称をキッチリする事から始めようと思った。

  • 大好きな石原明先生の新刊。
    待ってましたよ。
    先生の書く本は原理原則なので、一度書いてしまえば、後はその応用でしかない。
    とは言え、時代の流れや現状に即した先生のことばをやはり聞きたかった。

    先生にフックされ、どこまで振り回されるのでしょうね。

  • 普通は伝わりにくい「客観」をここまでわかりやすく書いてくれたかという超良書。「人称」というキーワードをもとに解説しているので、知らず知らずにメタ認知(認知の仕方を認知すること)ができるようになるのではないかと思う。

  • 「物事を引いて考える」事の重要性を例題を通してわかりやすく解説しており、自分のみならず人に薦めたくなる。まずは、この考え方を同僚や上司にプレゼンする自分の姿を見て、人称を捉えてみようと思う。

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