白米中毒

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  • アスペクト
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757221826

作品紹介・あらすじ

アンチエイジングの第一人者が崩食の時代に警鐘を鳴らす。現代日本人の心身を蝕むマイルドドラッグ「白米」「砂糖」の恐怖。

感想・レビュー・書評

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  • 刺激的なタイトル。そして装丁もシンプル。でも行間はスカスカ(笑)。「白米=マイルドドラック」説は結構笑い事じゃないけどね。むしろ怖い!
    ちなみに「2週間の厳しい糖質制限」はハードル高そうですが、それでケトン体質になったら、以後は玄米は解禁になります。
    朝食がわりの「自家製ジュース」、レシピが豊富で飽きなさそうだけど、毎朝この方、ミキサーの掃除を自分でしているんだろうか?もしそうなら尊敬するわ〜。

  • 白澤先生の刺激的なタイトルの一冊。
    確かに、白米を食べるという日本人の伝統とされる食習慣は、江戸時代以降の話だろうし、戦後復興が済んでから、誰もが美味しく白米を、お腹いっぱいに食べてきたという指摘は正しいと思います。
    白米を中心とした糖質を食べることで、血糖値を上げ、我々を不健康な身体にしているとするならば、白米を食べる機会や頻度を落とすしかないと思います。
    他の書籍でも、糖代謝である、ブドウ糖回路から、脂肪・脂質をエネルギー源にするという、ケトン体回路へのシフトが、人間を健康にするという指摘もあり、納得感が高まる部分はあります。白米+雑穀、玄米+雑穀などを主として、野菜・タンパク質の肉・魚・卵を中心とした食生活に切り替えることは、ブームから進化する可能性があるのかもしれません。
    白米、でも、美味しいんですけね。やっぱり。

  • 正しいか正しくないかはわかりませんが、一度試してみたくなる情報たっぷりです。

  • 白砂糖や白米は精製されているから栄養素がごっそり搾り取られている。つまり、精製されていないものなら食べても全く問題ない。しかし、現代の利益を優先させる食品業界では、こういうことはタブーになっており、自分の健康は自分で守らなければならないと感じました。

  • 白米や糖には中毒性がある!
    この事を知っているのと知らないのとでは健康面では大違い。
    また、食品の殆どが加糖されているのも恐ろしい。
    殆どの会社は糖に中毒性が有ることを知っている。
    スーパー、コンビニ、外食産業の殆どの食品には加糖がされている。
    しかし、スポンサーを恐れるテレビや新聞では糖中毒や加糖については触れないので、こういう本を読んで自衛するしかない。
    この本は白米を批判しているが、玄米や雑穀などの炭水化物は推奨していて、糖質制限とは異なる点も安心出来る。
    糖質制限本や糖質制限批判本を読んできたが、完全糖質制限を長期間続けるのはリスクがあると感じている。

  •  白米こえー!と思うとともに、この本はまだ論文や被験者のデータを示してくれるから信用性があるなぁと思ったり。

     どちらにせよ……飽食の時代なんですな、今は。
     そしてエコロジー的には、肉より炭水化物の方がエネルギー的には効率が良い、しかし少しに抑えないと太る。こえー。

  • いつも白米をよく噛んで食べていると甘みを感じていたので、もしかして糖質を含んでいるのかなとは感じていた。ただ、それがマイルドドラッグと呼ばれ、中毒性があることの主張には読む前はビックリした。様々なダイエット方法を試しても長続きしなかったり、上手くいかないと悩んでいる人は、一度白米を止めて、玄米+雑穀に変えてみるといい結果になるかもしれない。科学的根拠に基づいているので、言葉にとても説得力を感じる内容でした。

  • 最近は世界一受けたい授業等TVでもおなじみの白澤卓二さん(@DrAgingControl)の著書。
    白米はマイルドドラッグだ、と言い放ってます。
    科学的に説明してくれているので、至極納得のいく話しばかり。
    米だけではなくて、精白された不自然な食物の害悪を説いてます。
    どんなダイエットも上手くいかんかった、と言う方は絶対に読むべし。
    やせすぎの私はそこそこ気にしながら今後は過ごしていきたいと思います。

  • ジョエル・ファーマン博士の二次本な気もするけれど、内容が平易で気軽に読みやすい。

  • 炭水化物は良くないっていう事が、嫌というほど伝わった。

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著者プロフィール

順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授。1958年神奈川県生まれ。千葉大学医学部卒業、同大学大学院医学研究科修了、医学博士。専門は寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー病の分子生物学など。日本抗加齢(アンチエイジング)医学会理事などを務める。

「2013年 『長寿県長野の秘密 白澤卓二が解き明かす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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