アナーキー・イン・ザ・子供かわいい:“父親に成る"ということ

著者 :
  • アスペクト
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757222212

作品紹介・あらすじ

「親になるということは、正気ではなくなるということだ!」
ジャンルを超えて活躍する今いちばん多才な男、マキタスポーツ(女児2人あり)が描く、いまだかつて誰も読んだことのないタイプの子育てエッセイ。小島慶子との特別対談も収録。

感想・レビュー・書評

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  • 2016/01/29読了

  • 子育て中の人の会話はやはり子供が中心となる。
    大変そうだが、やはり楽しそう。
    憧れるような、そうでもないような。
    逡巡してる間に閉経を迎えるのであろう。
    覆水収め難し。こぼれた乳は嘆いてもムダである。

  • お腹を痛めずに赤ちゃんと対峙することから始まる「父親」っていう生き物ならではの視点でのショートエッセイ集には共感ポイントがたくさん。さすが音楽&お笑いのマキタスポーツさんなので、文章のリズムが気持ちよくて、かなり声出して笑いながら読んでしまった。当事者なのになんでこんなに自分のこといい距離で斜め後ろから見て書けちゃうんでしょうね。。。

    しかしこの単行本、何より読み応えがあったのは「マキタスポーツ子育てを語る」のコーナーと、巻末の小島慶子さんとの対談のコーナー。

    結婚や家族を作ることの意味合い自体は社会的に薄れてきているかもしれないけど、『家族』という作品、作品のメンテナンスをすることに意義があるといった見方は、なんだか日頃自分がうまく説明できないなーと思ってたことをスッキリ文章にしてもらえた感。「自己表現行為としての結婚」って短いフレーズに凝縮されたのには正直ヤラレタ。

    既婚、未婚、子育て中かどうかを問わずオススメできる一冊。

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著者プロフィール

槙田雄司(まきた ゆうじ)1970年生まれ。芸名:マキタスポーツ。芸人×ミュージシャン、コラムニスト、俳優、音楽制作ユニット「マキタ学級」リーダー。バンド『マキタ学級』を率いるミュージシャンでありながら、ビートたけし、浅草キッドも支持する実力派芸人であり、又、独自の批評的見地から音楽や時事問題を考察、論評するコラムニストでもある。2013年、映画『苦役列車』での演技が高く評され、ブルーリボン賞・新人賞及び第22回 東京スポーツ映画大賞・新人賞を受賞。TX系連続ドラマ「みんな!エスパーだよ!」での怪演ぶりが業界関係者に止まらず強烈なインパクトを与え続けている。著書に、『一億総ツッコミ時代』(星海社新書)、CDに『推定無罪』(ビクターエンタテインメント)など。

「2013年 『アナーキー・イン・ザ・子供かわいい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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