流転 緑の廃墟

  • アスペクト
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  • Amazon.co.jp ・本 (124ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757223820

作品紹介・あらすじ

ラピュタ化する廃墟。変奏する植物群。緑に覆われた廃墟が照らし出す、生命の再生とこれからの流転の姿。「廃墟本」シリーズで知られる廃墟写真の第一人者が20年間の撮影の果てにたどり着いた、前人未到の廃墟美写真集。「暗黒の空間に差す一条の光。やがて廃墟は緑に包まれ、仄かな光に包まれる。その中に佇むと、ひとは自らの進化の歴史とともに、生命の変容に思いをめぐらせるのだ」。

感想・レビュー・書評

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  • ゆーき本さんに感化され手にした廃墟もの。

    何これ??
    完全にジブリじゃん( ̄▽ ̄;)
    ラピュタの写真だよね??
    ロボット兵...

    森が人工的な構造物を飲み込んでいく。
    そんな印象を強くうけました。

    何より日本で撮られた写真。
    森が浄化しようとしているかの如く福島も飲み込まれていく。
    言葉を失った...



    「廃墟は荒廃した場所ではなく、新たな再生の場所である」廃墟写真の第一人者が写しだす、緑に覆われた廃墟の物語。

    内容(「BOOK」データベースより)

    ラピュタ化する廃墟、変奏する植物群。20年間の撮影の果てにたどり着いた前人未到の廃墟美写真集。

    著者について

    中筋 純 Nakasuji Jun1966年和歌山県生まれ。写真家。東京外国語大学卒業後、編集者としての出版社勤務を経てフリー。写真家になる。雑誌、広告関連の撮影を行うかたわら日本の産業遺構を撮影。2007年よりチェルノブイリ取材を継続。東京郊外にて150坪の畑と格闘し行く末は新規就農を目指す。主な著書に『廃墟旅』(アスペクト)、『廃墟 チェルノブイリ』『流転 チェルノブイリ2007-2014』(二見書房)、『廃墟本』シリーズ(ミリオン出版)がある。また『流転 チェルノブイリ』(2014年 早稲田奉仕園、新宿西口プロムナードギャラリー)『流転』(2014年 キャノンギャラリー)等の個展を多数開催。

    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

    中筋/純
    1966年和歌山県生まれ。写真家。東京外国語大学卒業後、編集者としての出版社勤務を経てフリー。写真家になる。雑誌、広告関係の撮影を行うかたわら日本の産業遺構を撮影。2007年よりチェルノブイリ取材を継続(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

  • 福島の避難区域が廃墟として掲載されているのが悲しい。住人達はいつ帰れるのか……。

    最近読んだ本の影響か、エントロピーという言葉が頭から離れなかった。

  • 緑に侵食されていく廃墟。

    福島の避難区域駅に迫る緑の群れが強く印象に残った。

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