日本語教育能力検定試験に合格するための言語学22

著者 :
  • アルク
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本棚登録 : 31
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757418240

感想・レビュー・書評

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  •  もともとが日本語教育能力検定試験を受験する人を対象としており、言語学を勉強する人を対象とした本でないせいか、言語学用語、特に日常用語と同じで誤解が生じやすいものを理解し、イメージするといったことなどに重点を置く。実例や問題も豊富(しかも面白い)。
     日本語ってこんなにおもしろい現象があったんだと目から鱗。
     言語同士を比べる物差しに慣れつつも疑うこと、など問題提起もあり、言語学の面白みも感じられました。

     初心者にすごくわかりやすいかどうかはわかりませんが、この本で得た知識をもとに、他の言語学の本も読んでみたいと思いました。

     「はじめに」によると、『よくわかる言語学』(1999,アルク)に必要最低限の改訂を加えたものだそうです。

  • 00229

  • (推薦者コメント)
    内容を読んで、言語現象をしやすくなるようになりました。

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著者プロフィール

定延利之 (さだのぶ としゆき)
京都大学大学院 文学研究科 教授

「2022年 『日本語受身文の新しい捉え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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