高校英語教科書を2度使う! 山形スピークアウト方式 (アルク選書シリーズ)

著者 :
  • アルク
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757422445

作品紹介・あらすじ

学校設定科目Speak Outを利用し、教科書を2度使う授業方式によりGTEC for STUDENTSの点数を大きく伸ばした山形県立鶴岡中央高等学校。注目を浴びるその実践から、どの学校でも参考にできる「レッスンプラン」「ハンドアウト」「評価法」を紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 表現活動までどう持っていくか。教科書の使い方について。ディベートのを授業で使った。いかに使うことを意識して教えるか。最終タスクとwarm upはかなり参考になった。

  •  同じ「アルク選書シリーズ」にある『高校英語授業を変える!』で紹介された2年間同じ教科書を使い、1年目は内容理解(Input, Intake中心)、2年目は発表活動(Output中心)を行った実践の結果を報告したもの。
     2年目の発表活動中心の授業では、ほぼ毎月プレゼン、ロールプレイ、スキット、ディベートなどの活動を行って、とにかく生徒に話す機会を与えて慣れさせる、という試みが印象的だった。やはり、教員同士の連携と、内容的には「練習した分だけ成果が表れる」(p.146)、「やることがシンプルでゴールが分かりやすい」(p.146)というのがポイントだと思った。具体的な授業の方法、プリントなどが紹介されているのが役に立つ。
     課題は「リスニング」と「正確性」であったが、まず教師の英語の発話量を増やしても生徒のリスニングの力がつくわけではない、というのは北海道のどっかの高校の実践の報告と同じだと思った。やっぱりリスニング問題の正解率を上げるにはリスニング問題の演習が不可欠なのだろうか。あと「正確性」をどう高めるのか、「とにかく話せ」的指導とどう両立させるか、というのを考えていきたいと思った。(12/12/16)

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