小説ドラゴンクエスト6 3: 幻の大地 (ドラゴンクエストノベルズ)

著者 :
  • スクウェア・エニックス
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本棚登録 : 72
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757502369

作品紹介・あらすじ

決戦を前にアモスや魔物たちと別れたイザたち。そして、旅の途中何度か出会った剣士テリーが加わった一行六人を、大賢者は「予言されし者たち」と呼んだ。一方、大魔王はとろとろと蜜を垂らすような声で「すべてはおまえのためだったのだ」と囁きかける。運命の歯車は着実に回り続けていた…。二つの世界の『はざま』にひそむは大魔王デスタムーア。予言されし者たちよ、魂のすべてをかけて悪を討て。

感想・レビュー・書評

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  • 色々な所が簡略化されていますが、概ねゲームと同じ展開を辿っていきます。
    テリーはどこまでさすらう気でしょうね。まだ冒険し足りないみたいです。

  • この小説の通りの演出であれば、かなりゲームとして面白かったのではと思う。夢と現実の世界を行き来して、プレイヤーである主人公は王子であり勇者である主人公とひとつになる。ゲームの世界で右も左もわからなかったのが、プレイして行く中で世界観、役目を理解した瞬間とそれが同期してると凄く高まる演出。

    ヘルクラウド城とみらいのたまご、バーバラ、天空の城。

    イザは精霊のお告げを受けて魔王ムドーを倒すために旅立つ。レイドック王の研究によると、魔王ムドーを倒すにはラーの鏡が必要であり、幻の大地(実際にはそこが現実)と現実世界(夢の世界)を行き来して鏡を手に入れる。
    ラーの鏡で夢の中のレイドック王は王妃であり、ムドーはレイドック王であったことが明らかになり、現実世界の王と王妃は夢から目覚める。
    ゲント族の船、バーバラの竜の力によってムドーのもとにたどり着き魔王ムドーを倒す。
    ムドーからムドーは一部に過ぎないことを聞かされ旅を続ける一行は、しあわせの国にて、人を騙して集めていたジャミラスを倒す。さらにフォーンで姫を鏡に閉じ込めていたミラルゴを倒す。海底神殿にて、人魚の力を借りてグラスコを倒す。
    それによってバーバラの故郷魔法都市カルベローナが復活。ポセイドン王より、3つの封印のうち、2つが解かれたことを告げられる。カルベローナで、バーバラは、マダンテを無事継承。
    イザは現実世界のライフコッドで、現実のイザとひとつになり、ライディンの魔法を取得。
    伝説の剣ラミアスも復活させ、3つの防具と合わせてゼニス王のヘルクラウド城を復活させ、そこを支配していたデュランを倒し、ミレーユの弟テリーを解放する。
    そこで、ゼニス王より、デスタムーアが諸悪の根源であり、4人の魔王を使って、ダーマの神殿、カルベローナ、ヘルクラウド城を封印してきたこと、はざまの世界、みらいのたまごの存在について知らされる。
    はざまの世界にてアクバーを倒し、とらわれていた人々や、大賢者の弟クリムトを解放し、マーサルも解放。デスタムーアの目的を知る。
    デスタムーアは精神体と実体の境界線から2つの世界の侵略、果てにはバーバラをつかって未来の卵を孵し、その力で両世界を飲み込み完全に支配することを目指していた。その境界線上にデスタムーア作った世界こそがはざまの世界であった。
    クリムトとマーサルの力でデスタムーアの居場所に至り、マダンテ、皆の協力のもとデスタムーアを倒す。
    はざまの世界からルビスの力で元の世界に戻る。

  • 純朴な村の青年イザが苦しみながら仲間と大魔王を倒すまでに成長してゆく姿が感動的です。
    全キャラそろった明るいエンディングのまとめ方にも言うことなしです。星5つの作品です。

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著者プロフィール

1959年、岩手県盛岡市生まれ。上智大学在学中に作家デビュー。フィクション、ノンフィクションを問わずさまざまなジャンルの作品を手がけ、ゲームやコミックのノベライズなどもおこなう。おもな著作に「プリンセス・ストーリーズ」シリーズ(角川つばさ文庫)、『丘の家のミッキー』(集英社)など多数。公式サイト「久美蔵」http://kumikura.jp/

「2019年 『プリンセス・ストーリーズ 赤ずきんと狼王』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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