Ubel Blatt~ユーベルブラット~ 0巻 (ヤングガンガンコミックス)

  • スクウェア・エニックス
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757514799

感想・レビュー・書評

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  • 設定やストーリーも面白い。復讐譚なのですっきりする。ただし最後が駆け足なのが残念。海外で人気で日本では知られていない隠れた名作

  • 誤解から悪役になっている主人公が、本当の悪を討つ復讐劇。
    バスタードとベルセルクとあと何かを足して3で割ったような、ファンタジーもの。

    つまらなくはなかったが、なんというか、浅い。
    絵が綺麗で、設定が悪くなかっただけに勿体ない。
    ちょいちょい入るお涙話も、筋は悪くないのだが、いかんせん浅いので、思い入れにくい。

    いい意味でも悪い意味でも予想通りの展開が続く勧善懲悪系。
    絵は綺麗だが、書き分けがもう一つなので、誰が誰だかわからなくなる。名前もドイツ系のものをつけるものだから尚更覚えにくい。

    設定は良いのだが、もう少し闇の力の描写が具体的にすれば、奥深さが出たはず。
    妖精の身体のところと、体が半分不足してるところの伏線が未回収。

    キャラ設定がぶれ、扱いが雑。
    弱いはずのアトを強くしたのはいいが、結局はエクフェスにキャラがかぶって中途半端に。序盤の酒場のお姉さんは、裏道案内人から主人公にひかれたかと思いきや、いつの間にか消え、気がついたらなんかの団体のカシラに担ぎ上げられ、物語からは捨て置かれる。
    予言の人とか、闇の住人とか、もう少し深く絡められたろうに。

    などなど、色々書きたくなるくらい、勿体無さを感じた。

  • ダークファンタジー。

    展開が早いので楽しい。やはり男は惨殺、女は強姦は基本。

  • 黒い剣が唸る時、立ちはだかるものは全て粉砕される…!
    壮大なる剣技を持つ、謎の少年ケインツェルの目的とは?
    七英雄に討たれたはずの"裏切りの槍"との戦い
    その果てに明かされる驚愕の真実。

    壮大なスケールで描く、ファンタジー巨編。


    ヤンガン創刊時読んでいましたけど、この作品がこんな長く続いているとは思いもしなかった。殺された恨みを晴らす復讐ダークファンタジーといったところです。
    個人としては、エロシーンが話を重厚さを少しだけ損なっている気がします。

  • 同著者の、他の作品をいくつか
    (ブロッケンブラッド、セレスティアルクローズ、
    ブルームドインアクション、ネコサスシックス、
    エクストライグジステンス、など)
    読んでいたので、
    この作品も、女装子萌え系だと思った。

    ところが、
    エッチ系描写はあるものの、基本、
    まじめなファンタジー戦闘伝記物でした。
    萌え感や、ゆるいギャグは、ほぼ無いです。

    なので、女装子萌えを期待しているとがっかりなのですが、
    自分的には、充分良作。
    ただ、ライト感覚では読めないので、そこは注意。

    塩野さんの絵が好きで、塩野さんの描く真面目な作品って、
    どんなの?と、興味を持てる方にオススメ。

  • 「裏切られた英雄」
     その一言に集約されるこの物語は、ヤングガンガン創刊時より高い評価を得ていましたが(2012年現在。ビッグガンガンにて連載中)、こうして単行本としてみてみると、やはりその面白さや凄さが伝わってきます。
     とはいえ、この辺りでは「少年向け」というより「青年向け」で、ちょっとエッチな場面もあったりするのは愛嬌(?)として、ファンタジー好きの自分としてはとにかく「大満足」な一冊。ぜひ読んで欲しい作品です。

  • 作品の作りが凝っていて初めてファンタジーを読むひとにもサラサラと読めるかも。

  • 七英雄に討たれたはずの、裏切りの槍が突如起こした乱。その前に立ち塞がったのは黒い剣を操る少年だった…!ガンガンYG掲載の黒翼剣軍編と少年アシェリートの活躍を描く外伝を収録。

    (出版社 / 著者からの内容紹介引用)

  • 復讐劇。
    英雄になった悪を裏切り者とされた英雄が復讐する様がいい!
    面白いです!

  • 実際には王命を全うしながらも、手柄を横取りされた上に裏切り者として殺された4人の英雄達。
    その生き残りであるケインツェルの復讐劇。

    連載途中に外伝として0巻が出るのはよく聞く事ですけど、最初から0巻が出るって言うのは珍しいんじゃないでしょうか。

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著者プロフィール

★漫画家。2001年、激漫(ワニマガジン社)掲載の『インタープレイ』でデビュー。以降、シリアスなSFから異色ギャグ漫画まで、様々な作品を描き続け幅広い読者の支持を得る。代表作はダークファンタジー巨篇『Übel Blatt』、女装男子ジャンルの先駆けになった『ブロッケンブラッド』など多数。

「2012年 『ネメシス 2012年 春号 ♯8』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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