スパイラル~推理の絆 15 (ガンガンコミックス)

著者 :
  • スクウェア・エニックス
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感想 : 89
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757516052

感想・レビュー・書評

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  • 絶望から希望へ。
    この物語に教えられたことは本当にたくさんあって、出逢えてよかったなぁと思ってる。

  • 失踪した兄の影、ブレードチルドレンと呼ばれる子供、次々起こる事件。
    主人公の武器は論理のみ。果たして論理は圧倒的な暴力に勝てるのか!
    みたいな。
    出版社の都合で延びたマンガの典型なのか、原作者と作画の能力の問題なのか。
    私の六年半読み続けた上での感想を言います。

    「いい年こいてワガママいってんじゃねーよっ」

    ………。
    誰も理解してくれないから死にたいって?
    そのために何人の、どれだけの犠牲者をだしたのさ?ありえないでしょ、清隆兄さん。
    つか、原作者?
    いや、なんか、説得力もなんにもなくて。
    作品の根本なのにさ。そこが一番、不満でした。
    後日談とかはよかったんですけどね。。
    歩や火澄が、ブレードチルドレンが、生きる意味を探して必死に、ほんと必死に生きてて。
    でも、そのブレードチルドレンの一人である浅月が、のんびり構えてて。
    歩に、呪いなんて越えてやるよって軽くいった言葉がすごく強くて。
    浅月の生き方、私は好きだなぁ。能力的にはわりと劣るんですけど、後半、ほんと強かった。
    悲観的にならず、ちゃんと現実をみて、その上で楽観的でいた。

    なんか色々書きましたけど私はこのマンガ好きです。欲を言うなら、もう少しテンポがよかったらよかったんですけどね。

    歩の選んだ道があまりに悲しくて、泣きそうになりましたし。
    ひよのにピアノを聞かせるシーンには心からうれしくなりましたし。
    判断は人それぞれかもしれませんけど、ハッピーエンドなんだと私は思います。そう信じたい。
    じゃなきゃ、悲しすぎるから。
    歩くんが、絶望のなかにありながらも、幸せだったのだと。

  • 久しぶりに再読。
    改めて読みなおすと、城平京先生の作るストーリーの主人公たちは本当に大変な道を歩んでいるなぁ…。

    最終話、歩は客観的に見たら幸せとはなかなか言えない状況。
    だけど、自分の音楽を取り戻せた、と言っている。
    物語全編通して、ひよののために惹いたのはこれが初めて?
    最終話の再開が歩とひよのがあう最期なのか、これからも時々は会えるのか…。

  • "「あんた抜けてもいいんだぞ こんなきつい話に付き合うことはない」
    「何言ってるんですか それじゃあハッピーエンドに付き合えないじゃないですか?」"

    完結。
    ヒロインに隠しがあるのはとても好き。

  • *
    結局收得有出乎意外!
    這套確實現在看 也直得整部收藏呢
    我也一直都很喜歡 書末原作與漫畫家 各自的感想

    城平知道自己作品中 可能會被攻擊的點
    與提示&「解釋」到何種地步的拿捏
    喔 本集書末說到的本作參考模型
    ...竟然是科學怪人@@!! ( Frankenstein

    是說這部真的是 主角最後還是逐漸邁向死亡...
    女主也沒有因為是女1而...
    (作者也沒有因為幾位遠瞻的讀者 而改變計畫XD
    可說滿足了我在先前幾部少女漫被和諧的怨懟吧XD

  • 久しぶりに読みました。「推理の絆」とあるので殺人事件→解決と思われがちですが全くそんな話ではありません。
    綺麗な絵と可愛いキャラクターからは想像できないようなグロくて救いのない絶望の話・・・ところどころにギャグもあってそれほど暗くないのですが終盤になるとしんどくなり、ラストまで読むと何とも言えない感覚になりました。けどそんな話がとてもおもしろい。

  • そういえば…こんな話だった…
    ひよのはマジ…
    ラストが好み。完全に救われたわけでもなく、というか。

  • 最終巻

    最後に歩は救われた気がするので良かった。

    たまにふと読みたくなる作品

  • このスパイラルという漫画は大好きでしたが、最後が少し残念でした。
    歩くんには幸せになって欲しかった…。
    水野さんと城平さんのコンビが、また見られたら良いなと思っています。

  • 最終巻のみ登録。
    少年誌らしく推理ものと展開したのは最初だけで、あとは終始サスペンス展開という内容。設定はかなりむちゃくちゃですが、一気に読ませる位の展開はある。問題なのは理論で進める展開なのにやや理論が強引。破綻はしてないが、へ理屈に近い。
    絵は丁寧でマンガチックで好みだが、この展開にあっているのかはよくわからないところ。少年誌には向いているが。

    良作だと思います。

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著者プロフィール

【城平京(しろだいら・きょう)】
奈良県出身。代表作に漫画原作『絶園のテンペスト』『スパイラル~推理の絆~』、小説『虚構推理 』『名探偵に薔薇を』『雨の日も神様と相撲を』など。

「2021年 『虚構推理(15)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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