- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757519602
感想・レビュー・書評
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中古セットの中でも安かった。8巻で完結。でも期待以上の好みだった。最初ラブコメ→理系→空襲の凄さ→悲劇的ハッピーエンド。読み返し整理しないと本当に理解できていないかも。
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普通に面白かった!
喫茶店のマスターが一番好きです -
夏休みに、祖父の家にお世話になることになった中学生の主人公。
そこで何気なく入った喫茶店「方舟」でバイトをしている「あらし」にひとめぼれしてしまいます。
しかし、この「あらし」というのは、実は第2次世界大戦の大空襲で死んでしまい、60年間もの間、夏を過ごしてきた幽霊でした。
しかも、主人公と手をつなぐことで過去へと飛ぶことができる。
他にも、あらしと同じ境遇の幽霊やワケありの少年、謎のグラサン探偵やらが喫茶「方舟」に集まって、忘れられない中1の夏が始まります。
過去に飛んで人助けをすることは果たして正義なのか、タイムパラドックスの問題、幽霊たちに今尚残る戦争の傷跡といった、重たい話も混ざってくるのですが、悲劇的になりすぎずに描いていて、じんわりきます。
そんな悲惨な体験をしてきた「あらし」たちの明るさが突き刺さります。
戦争を扱った作品は多々ありますが、こういう取り入れ方・描き方をしているのは希なのではないでしょうか?
途中話が難しくて何度も読み返さないと理解できないところもありますが、是非最後まで読んでほしい作品です。 -
9784757519602 177p 2009・3・25 5刷
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たまたま深夜に途中から観たアニメの絵が、自分の世代にも取っ付き易い感じだった意外さと、横浜が舞台らしいのに加え、主人公(?)八坂一が好きなタイプの少年像だったので、ついつい気になりコミックスも買ってしまった。
が、想像してたよりも掴みがいい読ませる内容で、とりあえずで買ったけれど悔い無しの一冊だった。
この巻では、最後でようやく話が深いところへ踏み込み始めたばかりなので、続きが大いに楽しみ。