鋼の錬金術師(16) (ガンガンコミックス)

著者 :
  • スクウェア・エニックス (2007年3月22日発売)
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757519657

感想・レビュー・書評

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  • 初読。ホークアイ中尉が、エドという少年を目の前にして過去やこれからの展望を話したことで、とても大人に見える。そしてメイとランファンに、殺し合わないで欲しいと言うノックスの背中は寂しそうだった。彼女ら従軍し(てい)た者達は既に十分自覚していたが、彼女らがイシュヴァールで行った事は決して褒められるものではない。それでも過去に縛られて動かないのではなく、先を見据えて行動する大人の人たち。これが良いことなのか悪いことなのかはわからない。それでも、次の時代を生きる人々には幸せになって欲しいと願いながら今を戦い、生きる姿は素晴らしいと思う。この姿勢が大きな目的を達成するためには不可欠であり、ひいては物語を厚いものにする要素であると考えられる。
    エドは大佐と520センズの約束を交わす。一巻ごとに約束してるな兄さん。
    シン国の仕えの者たちは一旦離脱。キンブリーさん出所。どう物語に絡んでくるか楽しみ。エドとアルはメイを追いブリッグズへ行く。オリヴィエ少将初登場。様をつけて呼びたくなる。スロウスも実体が初登場。強そうだけれども最後まで立ちはだかるキャラには見えない。スカーとキンブリーの戦闘は決着つかず。キャラが北のその先に集結し始める。次巻も楽しみ。

  • グラマンの活躍に期待。キンブリーを逃がしたのは後々の恐怖の予兆。

  • 初版

  • 国の内側でキャンキャン吠えるだけの狗めが
    貴様らの生活の安寧は国境を守る者あってこそだという事を忘れるな

    段々面白くなってきた。
    戦争の意味とか不条理さ等々。

    アームストロング少将の発言は直球真理ばかり。

  • 第62話「夢の先」
    少年ガンガン 平成18年 9月号
    第63話「520センズの約束」
    少年ガンガン 平成18年 10月号
    第64話「ブリックズの北壁」
    少年ガンガン 平成18年 11月号
    第65話「鉄の掟」
    少年ガンガン 平成18年 12月号

  • お父様
    抜け目のなさが
    垣間見え
    北国向かう
    エルリック兄弟

  • 北へ!! ホムンクルスが「お父様」と呼ぶ男によって錬金術の発動を止められたさなか、メイとスカーが使用した東方の錬金術『錬丹術』の謎を追うことに。メイが北へ旅立ったという情報を得た兄弟は一路、北方司令部よりさらに北に位置する隣国ドラクマとの国境付近を目指す。「賢者の石」を体内に隠すキンブリーの出獄! “ブリッグズの北壁”アームストロング少将登場! 物語は新たな局面に向けて静かに動き出す。
    (2007年)
    — 目次 —
    第62話 夢の先
    第63話 520センズの約束
    第64話 ブリッグズの北壁
    第65話 鉄の掟

  • あの一族が、いやまぁあの、
    はー。

  • 大総統の息子登場。人造人間にも愛はあるのか、どうか。

  • オリヴィエさんの

    働かざるもの食うべからず

    って銀の匙と百姓貴族を読んでから読むと荒川家家訓だよなぁ…。

  • シンの錬金術を求めて、北を旅する2人。

  • 久々に読みたくなって引っ張り出してきたので登録.メイにまたもや間違った妄想を植え付けてしまったアルであった.「ケンカすんなよ,おっさんは子供が殺しあうのなんざ見たかねぇんだよ」「もしも神サマってのがいるならよ見のがしてくれよ,こんな俺でもよぉ…家族でコーヒー飲むくらいの幸せは願っていいよな…?」.ロイ再び動き出す.「なめたマネしてるとその頭の上のアンテナむしり取るぞ!!」

  •  組織の中で権力・権限を握っていなければ、無謀なクーデターに訴えるしかない。その無意味さを知っていればこそ、理想を忘れず、臥薪嘗胆の境地で物事に取り組むことが必要なのだ。捲土重来を期し、不利な中で次の準備を進めるマスタング一派。そしてエルリック兄弟。一方、ブラッドレイ側も自らの野望実現のため次の布石を。それを担うのは紅蓮の錬金術師。追い込まれるスカーは、恩讐を超克しつつDr.マルコーを救出し、彼との共闘の道を選ぶ。そして、舞台は雪深い北の山間地帯へ。そこで出会う新たな女傑…。

  • アームストロング少将登場。弟も好きですが姉ちゃんもナイスキャラです!メイやスカーと、エドたちの錬金術の違いにはどんな秘密があるのか・・なんか嫌な予感。得体の知れない巨大なアイツも。

  • 北へ!!ホムンクルスが「お父様」と呼ぶ男によって錬金術の発動を止められたさなか、メイとスカーが使用した東方の錬金術『錬丹術』の謎を追うことに。メイが北へ旅立ったという情報を得た兄弟は一路、北方司令部よりさらに北に位置する隣国ドラクマとの国境付近を目指す。「賢者の石」を体内に隠すキンブリーの出獄!“ブリッグズの北壁”アームストロング少将登場!物語は新たな局面に向けて静かに動き出す。(Amazon紹介より)

  • 16巻目。

    舞台は北へ。
    グラマン中将が食えない感じで好きです。若くて真っ直ぐなキャラも好きだけど、こういう老練なキャラが目立って欲しいな。

  • 【内容】
    ・520センズの約束
    ・錬丹術を知るため、メイ・チャンたちを追って北へ
    ・ブリッグズ要塞の地下の下に人造人間らしき人が

  • 舞台は北の国へ。

    アームストロング少将。
    少佐のお姉ちゃんだけど、全然似てないッ!

    傷の男を追うキンブリー。
    この二人の因縁はまだまだ続きそう。

  • 2014 7/11読了。借りたもの。
    13-27(最終)まで2日で一気読み。
    感想は末尾に。

  • グラマン中将おもろいなぁ

  • 再読ー。

  • イシュヴァールを経て、それから逃げるのでもなく正当化するのでもなく
    愚直なまでに覚悟を決めて進むマスタング大佐、
    その背中を守ろうとするホークアイ中尉。
    凄まじい決断であると思う。

    話してくれてありがとう、と言うエドもまた素晴らしい。
    一方、ノックス先生からアルも話を聞いているというのもまた良い。
    それらを話した上で、喧嘩をするな、とメイとランファンに先生が言うのが
    じんとくる。

    最終回で先生がおっしゃっておられたが、確かに
    キャラクターたちは挨拶やお礼をきちんとする。
    エドがホークアイさんに言うのもそうだし、
    メイがアルに助けてくれてありがとうと言うのもそうだ。
    フーさんとランファンがノックス先生にお礼を言うシーンも然り。
    イシュヴァールから後敢えて検死専門に転じたノックスさんに
    命を助けてくれてありがとうという一言。
    そして、息子が医者を目指しているのだという言葉。
    全てが過去になる訳ではない。それでも、少しでも救われただろう。
    だからこそ、人は生きていけるのだと思う。

    セリムと奥さんとエルリック兄弟が会うシーン
    短いが、今後の展開を考えると非常に重い。

    そして、舞台は北へ向かう。
    血の滾る展開である。

  • やっぱりハガレンって個人的に明るい雰囲気のほうがハマるみたい!アームストロングのお姉さん良いなぁ・・・!ノックスのエピソードも良い話!!

  • 物語の舞台は深部が魔窟と化した中央から厳しい北の国境へ!
    一旦のお別れと新たな出会いがある第16巻。

    兄弟たちは周囲の大人に恵まれていますが兄弟を陰ながら支えるマスタング大佐も年長者に愛されているなー。
    グラマン中将が非常にかっこいい!

    ノックスに不意に訪れた「幸せ」のエピソードに救われた気持ちになる。

    そしてこの巻の見どころは何と言ってもアームストロング少将。
    合理主義者でかなり厳しい女性ですが、それだからこそ例え子供であってもエド達も平等に扱う。
    訳ありのブリッグスの兵士たちが彼女を恐れ慕うのもわかる気がします。

  • 寒いとこを書くのはきっと得意だよねー
    しかし寒そうだ ピアスも凍傷の原因になるもんね
    キンブリーもキチガイ系かー
    アルエドは雪の国でなにを得られるかね
    ロイはグラマン使ってまた這い上がって欲しいな

  • 北の国

  • 荒川弘の"鋼の錬金術師"の第16巻。イシュバール殲滅戦の話を聞いて自分たちの願いを再確認した兄弟はシンの国の錬丹術を学ぼうとするが。一方でイシュバール殲滅戦で爆弾狂として名をはせたキンブリーがホムンクルス達の暗躍で刑務所から出所。スカーを殺すべく動き出す。そして舞台を北方に移し、新たな戦いが始まる。アームストロング少将かっこよすぎた。大佐のかっこ良さもだけど、部下の事をきちんと考えている。やり方は違うけど、こういう上官は良いね。緊迫したストーリーの間にちょくちょく泣けるエピソード挟んでくるの反則です。

  • 2011/03/12
    購入につき再読。

  • 『夢の先』

    『520センズの約束』

    『ブリッグスの北壁』

    『鉄の掟』

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著者プロフィール

荒川 弘は1973年5月8日生まれ、北海道出身の漫画家。
代表作『鋼の錬金術師』(スクウェア・エニックス)、『獣神演武』(スクウェア・エニックス)、『百姓貴族』(新書館)。
1999年にエニックス21世紀マンガ大賞を受賞してデビュー。衛藤ヒロユキのアシスタントを経て独立。
大ヒット作『鋼の錬金術師』で、2004年第49回小学館漫画賞少年向け部門を受賞。
2011年19号より『銀の匙 Silver Spoon』で初の週刊連載開始。同作で2013年第58回小学館漫画賞少年向け部門を受賞。

荒川弘の作品

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