鬼切様の箱入娘 3 (ガンガンコミックス)

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著者 : 有楽彰展
  • スクウェア・エニックス (2009年11月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757527195

鬼切様の箱入娘 3 (ガンガンコミックス)の感想・レビュー・書評

  •  躍動感あるアクションやイキイキとした表情描写などあって、とても元気というか、活きの良さを感じる作品です。メインヒロインの鬼娘以外にも女の子多数出てくるのですが、どの子もそれぞれに強い(文字通りキャラ強いw)魅力持ってて萌え要素も文句なし、その描写自体も結構インパクトあるものがあったりw、いろんな方向に思い切りが良くてとにかく読んでて楽しく気持ちいい作品なんですよね。

     さらにこの巻で特に目を引いたのは主人公の少年・綾史の成長具合でして、バトル系少年マンガとしても実に正しく面白く展開してるのですよ。
     この巻最初の祭の話は賑やかでとても好きな話なんですが、そのラストでのヒロインの鬼娘・千沙耶の「強くなれ」というセリフ、これが凄く良いんですよね。言い方というかタイミングなのでしょうか?なかなかに“刺さる”一言になってまして、これがたぶん意識の変化を生んだんでしょうねぇ。ここからグングン心身共に成長していったのに納得があって、この巻後半ではかなり頼もしさを感じるようにまでなっていて、実に気持ちよく成長具合を描けているのですよ。

     そんな風に真っ当に展開しつつ、最初に書いたような萌え描写もふんだんに盛り込まれw、重めな背景設定によるウェットな描写も時折あってと、とてもバランス良く面白い、実に良質な少年マンガになっているのですよね。
     しかも最初に書いたように基本的にはのびのびと描かれた、キャラや絵の力による解放感的な気持ち良さこそが魅力のメインという印象なんですから素晴らしいと言う他ないです。

     ……実は物語的にはまだそれほど動いていない感じでもありますし、今後も期待大な作品です。

    (2009/11/23 に mixi日記に書いたものを 2011/05/03 加筆修正して転載)

  • なんかニヤニヤしちゃう

  •  1巻、2巻と読んできて、方向性の定まらない感じが不安を駆り立てられたものの、今回でなんとか進路決まったような印象を受けた。
     しかし思ったよりも透が可哀想な子になってきて、急に愛着湧いてしまった( ´ゝ`)
     主人公が刀を持ち、風を用いた鬼切術を使うという点で、完璧に前作の主人公の名残があるのも嬉しいようなレパートリーの少なさを見せられているような。
     中盤からバトル漫画に変わったので今後の方針どうすんだ?と冷や冷やさせられたけど、一応丸く収まったのかな?

     絵はかなり綺麗でよく動くとは思うけど、やっぱり物語の流れを作るのが上手くないような気が。
     キャラクターの個性は豊かなので評価はこれくらいで。

     しかし前作が健全過ぎたところもあったので、パンチラやら透け透けのブラやら見せられると、あまり良くない方向のギャップに苛まされます。
     慣れるまで時間かかりそう。

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