- Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757527393
作品紹介・あらすじ
「中二病」-それは誰もが一度は通過したであろう、比類なき迷走の日々。いまとなっては絶対秘密の"恥"として記憶の奥底に封印されていますが、思えばそれも輝かしく、まぶしい青春の1ページだったはず。あの過剰なまでの想像力に満ちた世界を蘇らせたい!あの黒歴史ノート的ファンタジーをぶちまけたい!そんな目論見のもと本書は編まれました。痛くて、愛おしくて、おもしろい-「中二病」の世界へようこそ。
感想・レビュー・書評
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厨二病考察と、厨二病丸出しの物語を収録した漫画・小説のアンソロジー。かーずSP、伏見つかさ、ちゆ12歳の三者は厨二病(というか邪気眼)について語る。他の作家は、厨二病の女学生の痛い言動の漫画だったり、普通の学生が異世界に飛ばされ姫を救う等の厨二病的妄想小説だったりを描いている。厨二病の流行に乗ってみましたって感じの一冊。
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中二病であることを自覚して中二病小説を読むとあまり面白くないことに気づいてしまう。中二病だと把握せずに読めたらそこそこ面白いんだろうけど、まあ本のタイトルが「中二病でGO!!」である時点でその前提をもたずに読むことは不可能ではあるが。そのせいか、小説のアンソロジーと銘打たれてるにもかかわらず、面白かったのはかーずや伏見つかさの中二病に関する雑感だけだった気もする。
しかし、読んでるうちに自分の中二病時代を思い起こさせられてしまった。そういえば、高校生のとき、ホームルーム日誌で連作小説ができてた時期があって、そこに何かイタいことを書いた記憶があるなあ。日誌は学校側が全部保管しているらしいから、僕の黒歴史が学校に残っているということに・・・想像するだに恐ろしい・・・保管庫で小火騒ぎでも起これ。