鋼の錬金術師 26 (ガンガンコミックス)

著者 :
  • スクウェア・エニックス
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感想 : 199
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757529298

感想・レビュー・書評

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  • 読了

  • 初読。言いたいことが多いので、感想を抱いた点を掻い摘んで述べる。
    大佐に寛容な言葉をかけるイズミさんは、重要な時にも本分を忘れずに優しくしていて素晴らしいなと思った。究めようと進む者には厳しく接し、弱った者には手を当てながらそういうこともあるもんだと諭せるのがいい大人の条件の一つなのかもしれない。その大佐もまた、大切な人物の心配をいの一番にする…このようにして繋がってゆくのだなと思わされる。
    プライドは最期の瞬間、両親を思い浮かべていた。母親の愛情に触れるうち、お父様の第一の僕としての自分でいることではなく、両親との時間が大切になっていたのだろう。彼はエドに自らの内に侵入され、その思い出ごと破壊されるのを人間のように恐れた。登場時は冷徹なキャラクターであり、他人を駒のように使い、干渉することを躊躇わなかった。それにも関わらず、されることは蛇蝎の如く嫌うという人間らしさが垣間見えたシーンである。本体はかわいらしいもんで、どこぞの嫉妬さんと似ている。大罪の方々の本体を全て見てみたい。
    また、信念のもと一途に行動をしていると、不遇なことも多かろうが、思いがけない手助けがあるかもしれないので頑張って生きていきましょうね、と言われている気がした。何だかんだで憎めなかった、魂となっても自分の美学を重んじるあの人へ向けて、さようならを。
    おまけ漫画もキレッキレでとても良い。天気が悪かったら約束の日に何も起きなかった説に100いいね。
    次巻、最終巻。

  • 荒川弘の"鋼の錬金術師"第26巻。ついに約束の日が発動し、"お父様"の目的が果たされてしまう。果たして彼らはアメストリスを救えるのか!?話の展開がスピーディーで目が離せません。キング・ブラッドレイやキンブリーなど主要なキャラが倒れていきますが、ただの敵という描き方じゃないのが共感が持てます。それぞれにきちんと信念を持って、軸がブレることなく生きていたのがとてもかっこ良く見えてしまいます。次巻が最終巻。長かった彼らの物語がついに終わります。

  •  登録し忘れてた。
     最終決選ももつれこんで、そろそろおしまい。散り際にしろなんにしろ、この漫画は『本当の意味での悪人』はいないのだと、思う。
     ラース(ブラッドレイ)にしろ、『お父様』にしろね。最終巻を読めばそれがもっと顕著に分かる。
     …みんな、ただたんに欲していただけさ。自分の手にははいらないであろう『なにか』を。

  • 敵のパワーアップによる、「強さのインフレ」がすごいです。

  • 初版 帯

  • クライマックス

  • 第104話「世界の中心」
    少年ガンガン 平成22年 3月号
    第105話「神の御座」
    少年ガンガン 平成22年 4月号
    第106話「傲慢の深淵」
    少年ガンガン 平成22年 5月号

  • ダークファンタジーの金字塔として読んだが、ストーリーの構成は特に大きなどんでん返し等もなくあまり好みではなかった。
    ただ名言など心に響く言葉は多くあった。
    キャラはグリードとバリーが好き

  • 面白い

  • ついに揃った5人の人柱。国土錬成陣が発動し、闇が世界を覆う……!! 神の力を手にしたフラスコの中の小人(ホムンクルス)の圧倒的な力。そして錬金術を封じられたエドやアル達。絶体絶命の危機に、対抗する術は……!
    (2010年)
    — 目次 —
    第104話 世界の中心
    第105話 神の御座
    第106話 傲慢の深淵

  • スカーの左手にも創造の入れ墨があったところから。

    地球を一つの生命体として、そいつに扉を開けさせて得られるエネルギーを自分の物にし、太陽と月?の扉も開けて自分の物とする、と。
    一読しただけでは何言ってるのかよく分かりませんでした。
    まぁやばい奴が誕生したということは分かりました。

    アメストリスの人達の魂はホーエンハイムの作戦によりすぐに肉体に戻れたけど、クセルクセス人達の魂でまだ神を肉体に留めるホムンクルスを倒すには、錬丹術を利用すると。
    元々アメストリスの錬金術はこいつの力で出来た賢者の石を利用していたという事実。
    これで奴がエド達の錬金術を封じ込められた訳が分かりました。
    やり方というか仕組みは分からないけど。。

    エドがプライドに勝ち、ホムンクルスのところに駆けつけたのか?
    ホーエンハイム達と一緒に吹っ飛ばされたのか?
    クライマックスに向かう緊張感がすごく楽しい!!
    エド達は元の身体に戻れるのか?
    どうやってホムンクルスに勝つのか?

  • チーム一丸となって闘う!

  • 作者は、支那きちがひで、
    チャイニーズオーラルカルチャーを「消化」してる。

  • 何でか最終巻だと思ってた。あと一冊!

  • 11月の最終巻が待ち遠しい。
    ガンガン来月号の番外編とやらは、その最終巻に収録されるのだろうか?

  • 高揚感というより、悲しみがある。

  • スカーがすっごく良かった。
    2巻のピリピリした激高男とは、もはや同一には見えない。
    死んだ兄と、あぁ兄弟だなぁと思わせる表情を
    せるようになりました。
    そしてキンブリー!魂になっても美学ですか!?
    やっぱ荒川先生、すごいなぁと思いましたね?。
    最終巻は1巻のあのセリフがあるから楽しみです。
    (連載読んでました♪)

  • もう終いかと思って読んでたらあともう少しだけ続くんだ。次々と決着がついていく。
    最終巻待ち遠しい。

  • セントラル決戦、vol.4。

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著者プロフィール

荒川 弘は1973年5月8日生まれ、北海道出身の漫画家。
代表作『鋼の錬金術師』(スクウェア・エニックス)、『獣神演武』(スクウェア・エニックス)、『百姓貴族』(新書館)。
1999年にエニックス21世紀マンガ大賞を受賞してデビュー。衛藤ヒロユキのアシスタントを経て独立。
大ヒット作『鋼の錬金術師』で、2004年第49回小学館漫画賞少年向け部門を受賞。
2011年19号より『銀の匙 Silver Spoon』で初の週刊連載開始。同作で2013年第58回小学館漫画賞少年向け部門を受賞。

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