- Amazon.co.jp ・マンガ (171ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757531345
感想・レビュー・書評
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雰囲気がすごく好き いろいろ切なかった
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涙腺崩壊とはこのことだ!
と言わんばかりに、この作品、この巻には泣かされました。
隠の世界を舞台にした主人公壬晴の物語は、宵風や虹一、しじま、雷鳴・・・色んな人と出会い、関わり、そして別れ、ようやく終わりを迎え、新たな始まりがそこに訪れたんだなと思うと、切ないような嬉しような、そんな複雑な気持ちになります。
基本的に私は、最終巻というものは読みたいようで読みたくないと思ってとっておくことが多いのですが、隠の王は違いました。
その結末をすんなりと受け入れられたような気がします。
この壬晴たちの物語が、もう読めなくなることに嘆くのではなく、彼らの物語を最後まで見届けたいという思いのほうが勝ったのだと思います。
――これが、壬晴と宵風の物語なんだと。読み終わった時、僅かな切なさはありましたが、穏やかな気持ちになったことを覚えています。 -
宵風好きだった.
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素敵な最終巻でした。隠の王が大好きです。
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2014/8/21
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なるほど
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最終巻。
最後に宵風とまた会えてよかった、本当によかったね!!!!という気持ちでいっぱいです。みはるも、雪見さんも。
みはるが苦しかったために消してしまった宵風の存在。でも宵風に関わった人たちの中では何かが足りない…誰のことなのだろう…という描写を見るたびに胸が苦しくなっていたのですが…よかった…よかった!!!泣
個人的に虹一と雷鳴さんはくっついて欲しかったので…虹一が死んでしまったのは悲しいです…せめて…雷鳴さんと幸せになってからでもよかったじゃない!!
宵風のことを思い出したときの描写が小説を読んでいるように抽象的、比喩的表現で好きです。あぁ、鎌谷さん、隠の王大好きです。