ニコイチ(10)(完) (ヤングガンガンコミックス)

  • スクウェア・エニックス
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757535367

感想・レビュー・書評

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  • 真琴の元カノ襲来→崇の実父登場と難所を乗り越えての大団円。崇は本当にいい子だし、智は菜摘がしあわせであればいいって思ってくれているし、ちゃんとまとまってよかった。Wウエディングドレスだー!新婦のお母様自重してくださいw

  • ハッピーエンドで綺麗に完結。
    基本悪人が出てこない作品なので当然といえば当然か。
    最後の方、智くんが完全に便利屋になってたのが面白かった。
    個人的には眼鏡菜摘がドストライクだったので、後半出番が減ったのが残念。

    この作品の教訓。
    小さな嘘でも取り返しの付かないような大きな誤解を生みかねないので、正直に生きよう。

  • はよ、カミングアウトしればいい。はよ結婚しればいい、それだけの事をよくもこんなに面白おかしく描いてくれたよなぁ。
    本当にずっとずっとイチオシの漫画だったし、終わり方も素晴らしい。
    最近の漫画はどうしても他との差をつけなければならなかったり、マンネリ防止で最後はダレてしまったまま終わってしまうのだけど、これは本当にちゃんと帰結したと思う。

    障害が立ちはだかってもそれをちゃんと円満に持って行っているところも好感持てるし、最後のやっちゃった披露宴も含めて大好き。
    まぁ私は須田君応援してたから、ちょっと今後かわいそうな気分だけどね。

  • 202011/全巻まとめて。女装して母親になり通すという漫画ならではの設定から生じるドタバタ劇にややエロもありつつ親子のハートフルを交えたり、な物語。連載誌や当時の時代性ゆえか、現在だといかがなものかな表現が若干気になった。同じようなドタバタの繰り返しで冗長に思うとこもあったけど面白かった。

  • いつも面白い設定で、すれ違いだったり勘違いだったりが心地よく進む、金田一蓮十郎先生の作品。
    ニコイチも大好きでした。
    キャラクターもみんな良い人ばかり。物語もきれいにまとまって、大満足でした。

  • 血のつながらない子を女装して育てるというインパクト設定以外はまあ普通のラブコメだと思う。
    でも名楽羌子さん(セントールの悩み)が言ってたような「日常設定なら非日常を描き、非日常設定なら日常を描け」という基本に沿っているのか。

    ヒロイン菜摘がかわいい。
    そしてダブルウエディングドレスはよくやってくれた!

    しかし、短編集のあとがきで言ってたように「子供が泣くから女装して母だと偽って育てて、女装が完璧すぎてもてもて」という設定が、「性同一性障害で体は男だけど心は女でレズビアン」という設定より分かりやすく読者の共感を得やすい・・・とは思えないんですけどどうか。

  • 金田一蓮十郎さんの漫画はちゃんと終わるし綺麗に終わるよね。作風が合えば安心して楽しめる感ある。

  • ゴールインへ向けて順調だった真琴と菜摘の関係がギクシャク!?
    その原因は真琴の元カノとの浮気疑惑!
    そして崇の前に突然現れた血の繋がった実の父親!
    数多の困難に苛まれる須田真琴の人生に幸多かれ!
    笑いあり涙ありの最終巻!

    最後の最後まで安心できない真琴の不運よ。
    婚約破棄の危機かと思いきや、元カノの要望がえらく軽くてびっくり。
    あれだけ意味深に誘っておいて、そりゃあ無いだろ。
    そんですっかり忘れていた崇君の出生の問題がここで最後に登場。
    いくら急いでいたとはいえ、いきなり連れ出すとか拉致と思われてもしかたない状況。でも本当に悪い人ではなかったし、崇君はびっくりするくらいピュアだけどしっかりしてるしで、丸く収まってよかった。
    時々ガキすぎると思ってたけど、ここまで行くと本当に良い息子だなぁ。
    最後は予想通りの結婚式・披露宴で締めました。
    まさかとは思ったけど、本当にオチを作ったよ。さすが真琴さん。
    色々ハラハラさせられたけど、最後まで面白かった。

  • たかしくん天使

  • な、長かったね……!
    結婚式のダブル花嫁、待ってました(笑)。
    大団円を迎えてよかったですが、崇の複雑な家庭の事情はもうすこし手をかけてくださっても…、と思いつつ、でもそれじゃあシリアスになりすぎちゃうね。

    弟誕生のオマケ、よかったです。

  • この無茶設定を面白く仕上げるのは、たぶん誰でもできることじゃないないと感じる。金田一先生の独特のコメディタッチの世界観が設定の割りに不快感を持つ事無く読める。あと、なぜか結構エロイ気持ちが起きてくるのは、ただただ、なつみ(ヒロイン)がタイプなだけだろうか・・

  • 10巻観了。
    完結。綺麗にまとまったなー
    結婚式、お母さん二人(うち女装一名)の衣装替えは絵になる(笑
    とんでも設定をいかしきる、心理描写の丁寧さの勝利ですな。

  • いかにも、女流です。

  • 翠のところで一気に10巻読破。いやぁ、面白かった!!「ライアー×ライアー」の作者さんの作品で、おんなじテイストなんですが、すごく微笑ましくて心が温まる作品でした。ドラマするなら、真琴さんは誰なんだろ?!真琴つばささんか瀬奈さんか亀ですわな。やっぱり。

  • 円満おめでとう。

  • まさに大団円!のラストでした。
    満足。

  • 2012 7/1読了。WonderGooで購入。
    ついに、ついにの完結巻。
    多田さんの一件も解決して、さてあとは結婚を残すのみ・・・というところで、崇の血縁上の父が突然来訪。
    崇は最後に残っていた秘密を知ってしまう・・・。

    顔を見たいという実の祖母に会いに行く前日、真琴と菜摘さんに甘える崇と、翌日、向かう途上の電車の中での会話に、不覚にもウルッときた。
    無事にすべてが落着して、結婚式でまさかの正夢サプライズを終えた後の、崇のモノローグにも。
    なんていい子に育ったんだ・・・須田さんの育て方は素晴らしかったんだなあ・・・。

    『ライアー×ライアー』を読んだ勢いでいっき買いしちゃったシリーズだけど、これは大正解だった。
    引き続き他作品にもどんどん食指を伸ばしていってしまいそうだ・・・。

  • 清清しいほどのハッピーエンド
    それでも納得がいくのは主人公をはじめとしたキャラクター達がちゃんと悩んで、物事に向き合ってきたからかなと思います

    家族っていいなっていう気持ちが一番最初に来るあたたかな漫画ですが、大人向けの表現も多くて貸す人を選ぶのが難点かしらw

  • 最終巻!!面白かったです!( ´∀`)
    そーいえば、まことは実父じゃなかったんだと思い出した(笑)
    しかし、金田一先生のマンガはホンマ苦労主人公だよねww

  • 最初から最後まで面白かった!
    やはり金田一先生は最高や。
    良い大人の漫画でした。ラストもいいね。お疲れ様でした。

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著者プロフィール

『ジャングルはいつもハレのちグゥ』(「月刊少年ガンガン」掲載、第3回エニックス21世紀マンガ大賞準大賞受賞作)でデビュー。
代表作に『ジャングルはいつもハレのちグゥ』(スクウェア・エニックス)、『ライアー×ライアー』(講談社)など。現在『ゆうべはお楽しみでしたね』『ラララ』を「ヤングガンガン」(スクウェア・エニックス)にて、『NとS』を「月刊デザート」(講談社)にて連載中。
青年誌から少女誌まで幅広く活躍。


「2023年 『NとS(7)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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