一週間フレンズ。(1) (ガンガンコミックスJOKER)

著者 :
  • スクウェア・エニックス
3.86
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本棚登録 : 1076
感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757536333

作品紹介・あらすじ

「でも、私…トモダチの記憶、一週間で消えちゃうの──。」
いつも一人ぼっちでいたクラスメイト・藤宮香織の告げた事実。
主人公・長谷祐樹は、それでも香織と友達になりたいと願う。
一週間の記憶を綴って、巡って、二人はトモダチになっていく。
何度も、何度でも──。トモダチにとって、自分がトモダチでいられるように。
そして、いつかきっと友達だって、いえるように。

感想・レビュー・書評

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  • …ありがち…
    男の子の「人の良さ」と「会話の空気感」しか残らないというかなんというか

  • 先ず、藤宮が可愛いです(笑)
    友達の記憶が一週間毎にリセットされるという設定は面白いです。
    月曜日になる度に『俺と友達になって下さい』って言う長谷の献身的な会話から徐々に心打たれます。というかよく心が折れないなぁ(笑)
    記憶喪失に関する事件は物語最大の鍵としてまだ真相は明らかにしていないけど、小さな伏線が手際良く明かされて、何度読んでも飽きません。

    『気が合わない人と仲の良い振りをしてみたの』
    『無理やり笑ってみたり楽しいって思い込もうとしてみたりしたけど』
    『その時の記憶は消えなかったなあ…』
    『でもこれだけははっきり言える』
    『長谷くんとの記憶は全部消えちゃうってこと』
    これはつまり、長谷は藤宮にとって既に『友達』として認識されていることを指します。その時長谷はその事に気付いていませんが、ここで気付いていたら二人の仲はもっと早い進展を見せたでしょう。

    『一人になんかさせない』
    『俺が何回だって言いに行くから』
    『俺は少しでも藤宮さんに笑っていてもらいたいんだ』
    最初は顔が目当てで(+クラスで浮いている藤宮を心配して)友達になろうとしていた長谷が、ここで本音を晒すことが重要なポイントです。もちろん、恋人関係になりたいという願望も無きにしも非ずですが、それよりも藤宮の魅力をもっと出してほしいという気持ちが芽生えているのも、ピュアな心が眩しいくらいです。この、藤宮を独り占めしたい気持ちと、しかし藤宮の魅力を他の人にも知ってほしい気持ちの矛盾が今後どうなっていくのかが楽しみの一つです。

    『長谷くんはずるくって自分勝手で私に日記を書くように言ったのも自分が楽をするためでした』
    『だけど』
    『私が無理していることに気付いてすぐに謝ってくれてなんていい人なんだろうと思いました』
    『やっぱり長谷くんは本当に素敵な人です』
    『全部書いておかなきゃね』
    否定的表現を包容しても尚余りある言葉『本当に素敵な人です』と記すことで、長谷に対する感謝の気持ちが端的に表現されています。

    長谷の友達である桐生は、
    『話しづらいことだとは思うけど下手くそでもちゃんと自分の言葉で言うからこそ伝わるもんってあるんじゃねーの』
    『だから長谷はお前のこと真っ直ぐに信じられたんだろ』
    と、クールに諭すのも魅力的です。いい役所だなぁと思います。
    今後の展開が楽しみです。僕の評価はSにします。

  • 全7巻読了。
    1巻くらいしかもたなそうな設定でよくぞ7巻まで。緊張感を維持しながら展開し続け、飽きさせることなくきれいに7巻完結。
    1巻読んで面白ければ最後まで楽しめると思います。

  • 端的に言って、きゅんきゅんする

  • アニメの方が可愛い

  • やや主人公がなよなよしすぎて、イラッとするところがあるものの藤宮さんとのやり取りが可愛いのですべてを許せる。ここからの展開が楽しみな引きかただったと思いまs。

  • 恋愛漫画です。
    1週間しか記憶がもたないヒロインのために主人公が頑張る姿が印象的でした。
    巻数も少ないので恋愛漫画が好きな方にはおすすめの作品です。

  • 無料アプリ。4コマと普通のコマ割りと混ざっている漫画でちょっと新鮮だった。絵が可愛くて好き。主人公の長谷くんが真っ直ぐで優しくて好感。いつも一人でいる藤宮さんが気になっていて、友達になってくださいと声をかける。友達になってみたらわりとフレンドリーな藤宮さんが可愛い。金曜日、藤宮さんから友達の記憶が消えてしまうという秘密を打ち明けられる。それでも何回だって言いに行くからって言う長谷くんカッコいいんだけど、もはや告白みたいに聞こえてしまったんだけど違うんだね。日記のくだりとか、卵焼きの18gに反応するとか、等比数列とか、ほんわかする雰囲気の中でしっかりきゅんとくるのがすごい良かった。あと長谷くんの友達の桐生くんもわりと好き。陰口言われてるのしれっとした顔して言い返してくれるとか好きになっちゃわないのかな。

  • 【泣いた。】
    一週間で記憶を無くしてしまう藤宮さん
    下心は隠しつつもなんとかしてあげたい長谷くん
    桐生くんと沙希ちゃんの存在。藤宮さんの記憶のキーとなる一くん。
    桐生くんみたいな友達いいなぁ(笑)

    絵も、オチも微妙だったのはあったんですが、面白かったです。泣きました。
    クリスマスの所のチグハグな所で不覚にも泣いてしまいました。せつないなぁ
    絵は最後まで好きになれませんでしたが、でもストーリーが面白くて最後まで読んでしまいました。
    オチの所は弱かったなと言う印象。でもどの関係性にも白黒はつけずに、終わらせた事で綺麗に終わることが出来たのかなとも思えました。

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