ディメンションW(2) (ヤングガンガンコミックス)

著者 : 岩原裕二

• スクウェア・エニックス (2012年7月25日発売)

感想・レビュー・書評

[たださんの感想 · 2020年10月23日]

「ルーザー」って名前は、皮肉な感じにも見えるが、それだけ、当人の本気さも伝わってくる。

ルーザーとの派手なアクションから、「ナンバーズ」の謎、その後は子供たちの評価問題、キョーマ流の温情に、ラストの衝撃と、立て続けに展開が様変わりして、面白い。

子供の描写が、いかにもで微笑ましく感じられ、それでいて、現代の教育問題もさらりと取り上げている視点の広さと、痛々しいミラの姿に、ロボットではなく人間を見るかのような、もの悲しさを感じさせられた描写表現が、印象に残りました。

[北風さんの感想 · 2019年4月7日]

アニメにははしょられたエピソードだね。お子様たちが関係してくるところは一緒だったけど、戦災執事はいなかったよな。

[nimbus3さんの感想 · 2018年10月22日]

コミック

[Over50GGさんの感想 · 2014年3月4日]

想像とは違う展開

[ruih0815さんの感想 · 2013年12月20日]

一話完結型に見えてどこか次に話を一部分つなげていく感じでコイルの謎とかキャラクター達の抱えた過去などを内包しながらも進むストーリーが楽しい。
この子供達もまたどこかで再登場したりするのかなぁ。

[mojaeさんの感想 · 2013年9月15日]

こどもかわいいなあ
しかしこの全能力監視装置はほんと怖い
日本のセンター試験がこうなりませんように
それこそはいあがれない社会になっちゃうよ
孫かわいい

[ijklmnさんの感想 · 2013年8月29日]

面白いんけど地味、方向性が分からん

[aktioさんの感想 · 2013年6月28日]

立ち位置がキッチリしてきたので、楽しい。こういう流れなら面白いかも。主人公も掘り下げられそうだし。

[yatsud60さんの感想 · 2013年4月25日]

ホラホラ俄然面白くなってきた。
適度に謎の解明と世界観の掘り下げも絡めながら、不自然でない構成は匠の技。
表紙ほど暗い話でなく、緩と急とがお互いの場面のメッセージ性を高め合っている。
ひとつの事件をダラダラ長引かせずに、巻内で終わらせるテンポも素晴らしい。
ミラのめげない可愛さも絶好調。マブチの意外な一面とデレも見れて個人的には大満足の巻。
特に目新しいことをしているわけではないが、作りが丁寧で堅実に面白い。
コイル社会と現代の社会、人間と機械との親和がもたらす功罪をカーチェイスという形で表したのも巧いと思う。
こんな具合に、エピソードごとに少しずつ掘り下げていくスタンスで続いていってほしい良作。

[mune-88さんの感想 · 2013年3月14日]

面白いです。
これは設定もしっかりしてて、
話も縛られていない。
岩原裕二の代表作はいばらの王だと思っていましたが、
おそらく、この作品も代表作となるでしょう。
もっと広まって欲しい作品ですね。